花歩る木

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松岡美術館

2010-07-14 17:42:49 | 美術館
 7月13日 松岡美術館

   「モネ・ルノワールと 印象派・新印象派展」
                            ~9月26日
   
   松岡美術館は、港区白金にある
   実業家 松岡清次郎 のコレクションです。
  
   

  

   プラチナ通りを10分位歩いて、左を曲がるとすぐでした。
   さすがに 「おしゃれな町、セレブの町だわ~ 」
   ときょろきょろしてましたら、背の高い姿勢のいい
   紳士が歩いて来られました。カジュアルルックの、
   近衛忠てる さまでしたよ~。
   高貴な方が住んでいらっしゃるんですね。 

   この美術館は松岡翁の私邸だったそうです。
   都心にありながら、緑豊かで閑静な住宅街にあります。

   館内は、窓から雨の庭園がながめられて、
   落ち着いた雰囲気でした。
   展示室は1階が常設展で古代オリエント美術、
             ヘンリームーアの作品など。
   
   東洋陶磁コレクションから イラン
         
   2階は特別展「フランス近代絵画展」
   
   リュシアン・ドーデの肖像
                  オーギュスト・ルノアール作
   ルノアールは、子供の肖像画を描く時、
   無理にポーズをとらせず自然な仕草を描きました。
   《幼児の肖像》として展示されてもいました。   

   シャガールの「婚約者」 が今回私が一番好きでした。
   松岡翁も、この絵を気に入ったことから、
   西洋絵画のコレクションを始めたそうです。
   72年頃からオークションに通って集めたものだそうで、
   どれだけお金があったの? どれだけ儲かってたの?
   ・・・って思ってしまいました。
      
   今年は印象派の展覧会を沢山みましたが、
   この美術展を最後にして、ちょっと一休みにしようと思います。

   
   プラチナ通りに出て、パリのカフェ風なレストランがあったので
   ランチをすることにしました。

  
                「ブルー・ポイント」と言う レストラン 

   パスタランチ 1100円、オムライス1200円で
   自家製パン、スープ、サラダ、デザート、飲み物付でしたよ。
   アンリ・ウオホールの「マリリンモンロー」が6枚飾ってありました。
   得した気分で、思わず会計さんに「安いですね~」
   と言ってしまいました。彼女は笑っていましたけど。

  
 目黒駅へ戻る途中に 「自然教育園」があります。
   以前ここへ来たのは、20年以上前だと思います。
   この季節はあまりめぼしいものはありませんが・・・
              65歳以上はタダでしたよ。
   
    
      ヤブミョウガ       イヌヌマトラノオ    ウバユリの蕾      ナツトウダイ
   
 自然教育園は、平安時代の豪族の館で、
   江戸時代には讃岐藩の下屋敷、
   その後、宮内庁の御料地だったことから、
   広い場所に自然がそのまま残されているんですって。
   
   紅葉のころの散歩はすばらしいでしょう。
   数百年もこんな姿だったんだろうなと思われる所でした。

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