11月17日国立新美術館へ 「ダリ展」を見に行ってきました。
「ダリってダリ?」 ・・・というダジャレではじまる画家です。
サルヴァトール・ダリ(1904~1989)は、20世紀のシュール・レアリスムを
代表する画家で、スペイン・カタルーニャ地方で生まれました。
新国立美術館前のダリ展の看板
ダリは裕福な家に生まれたが、上の子が2歳で死んだあと、サルバドールという
同じ名前をつけられ幼少年時代は内向的、わがまま、神経過敏な子供でこの
体験や環境が、のちの絵画に色濃く反映 している・・・と言われます。
好きだった画家 ラファエロ 「ラファエロの首をした自画像」
24~5歳でパリでシュール・レアリスム運動に加わり、仲間の一人の夫人と駆け落ちして結婚する。
ガラは打算的で、浪費家、若い男を沢山作るが、ダリにとっては“守護神”だった。
「記憶の固執」
社会の適応力が欠如したダリがガラと出会ってヒステリー症状が終った。
そして、代表作が次々生み出されていく。
静物(スイカ) 1924年 20歳 ピカソ風(?) アメリカに渡って宝飾デザインもする
「ポルト・リガートの聖母」 46歳
スペインへもどって画いた。モチーフは宗教画、
聖母をガラと見立て、キリストは自身かも?
ダリ劇場美術館
会場には映像作品「アンダルシアの犬」と言うのも見ましたが、 これは 何!
現実にはありえない、ダリ・ワールド を見ました。
「あなたは天才!」とダリをはげまして画を書かせてきた10歳年上のガラの手
腕が20世紀のシュールレアリズムの天才画家を生んだんでしょうか?