8月6日 日本橋・三越を見学してきました。
我が国最初の老舗百貨店、日本橋三越を、機会があって見学できました。
大正3年から昭和39年にかけて建設され、東京都選定歴史的建造物
第1号に指定されています。
開業以来、平成26年には100歳を迎えるという、都心の百貨店です。
左:正面入り口 風格を感じます。さすが三越! さすが本店!
右: 三越といえば ライオン。ライオン像も威厳を感じますね。
ライオン像は1914年に設置されました。
ロンドンのトラファルガー広場にあるライオン像がモデルとされ、
完成までに3年かかった青銅製。
受験生が誰も見ていない時にライオン像にまたがると志望校に
合格するという噂があって、夜中に実行する人がいたそうです。
今では四六時中防犯カメラが見ているから、もうダメですって。
左:開店3分前のセレモニー 「本日はご来店ありがとうございます
~~~~。」 タイムスケジュール通りに開店へ。
右:全売り場の担当者があいさつでむかえてくれます。
左:三越のはじまりは「越後屋呉服店」 呉服の売り上げは
今でも全国の売り上げ年間4000億円の1パーセントとか。
先染めの織の着物、後染めの友禅の着物の説明をしてくださる
特選呉服部の担当の方。お値段はどちらも100万は下らない。
右:76年経過した建築物を、建て替えずに現代の最新耐震技術で
314本の構造柱を1本数千万円かけて免震化した地下。
左:三越の隣の三井本館のマンダリンホテルから見た日銀の
本館の屋根。「円」の字に似ている。
右:東側には、雨もよいの空の中 スカイツリーが見えた。
「銀座線・三越前駅」は三越が直通出入り口を設けることなどを条件に
資金を負担して開業させた駅。 ゴージャスな雰囲気は駅の金色の
エスカレーターから始まります。
中央の1~5階までの吹き抜け。そのホールに建立された天女(まごころ)像。
時間をきめて演奏されるパイプオルガンの調べ。
昔は、「今日は三越、明日は帝劇」・・・(でしたっけ?)
今は、「飾る日も 飾らない日も 三越」 と うたっていますが、
買い物はなくても何度でも行ってみたい三越でした。