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花歩る木

山と旅がすきです

越前岳(愛鷹連峰) 箱根のツツジ

2010-05-20 13:24:15 | 山歩き

 5月16日 越前岳に登りました。

 愛鷹山稜は富士山の南裾野にそびえる火山群で、

 その最高峰が越前岳(1504m)です。
 東名の裾野ICから富士サファリパークと富士山こどもの国の
 間ぐらいに、十里木高原があります。ここが越前岳登山口で、
 パーキングがあります。

  
 樹木種の豊富な自然林の登山道          越前岳頂上(1504m)

 登り始めた9時ごろは、富士山を振り返りながら、の木段の登りでした。
 20分で展望台に着きましたが、雲が押し寄せてきて、だんだん富士がかくれました。
 「雄大な富士山をすっきりと望めるビューポイント」・・・のはずも
 「陽春にはツツジの花が頭上でピンク色に咲き競う」・・・はずも  ハズレ。
 3度目の越前岳でしたが、雄大な富士の眺めと、アシタカツツジには会えませんでした。
 「ツツジは花芽もほとんどなくて、今年はだめだな」 と地元の人の話。
 2時間の登りがきつく感じました。
 同じ道を下って午後2時にPへもどり、

 アシタカツツジの群生地を訪ねました。

  
          アシタカツツジはまだ2~3分咲きでした
 牧野富太郎博士が命名されたアシタカツツジは、愛鷹山系に
 自生する珍しいツツジです。
 分布は標高800~1500mの間、5月下旬から6月上旬は見事な眺めらしいですが
 今年はこれもはずれました。

 秩父宮記念公園を訪ねました。
 一度訪ねたいと思っていた公園です。入園は4時まで、閉園は4:30ですので、
 ぎりぎり急いで間に合いました。


  
   公園入り口です                     陶芸をされていた三峰窯

 三峰窯とは、富士、箱根、愛鷹の三山にちなんで殿下が命名されたもの。
 両殿下は1300度の熱に耐えるこの窯で抹茶茶碗、花器などの作品をお作りになりました。
 
  
 母屋(記念館)と殿下の銅像              庭に今一番咲いていたシラー

 銅像は登山服姿の秩父宮殿下で、富士山に向けて設置されています。
 彫刻家 朝倉文夫氏が製作したもの。
 殿下は英国留学中にはマッターホルンに登頂されているそうです。

 公園内には枝垂れ桜が4本あり、最も大きなものは樹齢120年だそうです。
 庭師の人に聞いたら、4月9日、10日が今年は満開だったそうです。

                                            御殿場のホテル泊まり

 5月17日 「山のホテル」 のツツジ見物
 8時半に乙女峠を通りました。今日の富士山はすばらしい!!

      
      乙女峠からの富士山
  昨日の仇をとった気分。真っ青な空、山はまだ淡い緑。 ヨシヨシ!!
 
  次は 9時にオープンする、小田急山のホテルを目指しました。(入場料800円)

      

      

      
     
 開花して8日目で、全体の咲き具合は5分だそうですが、見ごたえのある庭園でした。
 30種3000株のツツジが今月一杯次々に咲くそうで、やはり一見の価値があります。
 石楠花庭園では300株の石楠花が次々見ごろを迎えていました。
 手入れの行き届いた庭園には売り場が設けられていて、お土産などの販売もありました。
 箱根は何時来ても何処かで、なにかが迎えてくれる好きなところです。
 


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