花歩る木

山と旅がすきです

法然と親鸞 展

2011-11-27 08:39:34 | 美術館

11月24日 東京国立博物館・平成館へ行ってきました。

   特別展 「法然と親鸞」 ゆかりの名宝 展が開かれています。~12月4日まで。

   平日とはいえ、混雑が考えられるので9:30の開館に合わせていきましたので
   行列もなく、すんなり入れました。
   音声ガイドは「実力派人気声優の語りと流麗なナレーション」との加賀美幸子さん。
   1時間もすると熱心な観覧者が多数に増えて、近くに寄って展示物を
   見られないくらいに混雑してきました。

   11月13日に日曜美術館で紹介があり、法然と親鸞の思想とその背景を
   分りやすく解説してくれたのも、人気の一因かな?と思われました。

    
   12月13日放送の日曜美術館            ゲストは五木寛之さん

      
      法然                    親鸞

      鎌倉仏教の先駆者で浄土宗の宗祖の法然。
      40歳年下の弟子で浄土真宗の宗祖、親鸞。
      末法の世に天災や戦乱が重なった時代に 
      「念仏を唱えれば救われる」 と説いて民衆に希望をもたらした。

      
       法然は豆腐が好き。親鸞は小豆がすきだったそうで
       人間味を感じますね。
     
        
      草庵で人々に専修念仏の教えを説く法然

      
       阿弥陀如来立像
       1m程の大きさながら存在感がある。
       法然の1周忌供養のために弟子が造立。
       像内には念仏を唱えた約46000人の名簿が納められていた。
       庶民に交って、源頼朝や平清盛などの名もあった。…とか。
      
      
       阿弥陀三尊坐像               神奈川・浄光明寺蔵
       総高4メートル近く。その迫力に感嘆のため息が漏れていました。

        「南無阿弥陀仏」とは すべてを任せることを意味する。
        「専修念仏」とは 念仏を唱えることのみ。
        阿弥陀仏は人々をわけへだてなく救ってくださる。
        法然と親鸞は苦しみにあえぐ民衆に救いを与えたのです。

      震災にあった今年だからこそ、2人の分りやすいおしえが響く・・・と
      五木さんは語っておられました。 

 


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