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花歩る木

山と旅がすきです

中欧四ヵ国の旅 3

2016-06-25 15:49:59 | 

6月13日、14日(2016年)ウイーンを観光しました。

      ウイーンは、中欧を統治したハプスブルク家の帝都。
      建築、音楽、絵画など、独自の中欧文化が花開いた芸術の都です。

      「世界で最も住みやすい街」 の上位ランキングに常に選ばれているそうで
      首都であるのに大きすぎず、小さすぎず人々の暮らしも快適そうに感じました。

       
       

      
      シェーンブルン宮殿も、ウイーンの旧市街も世界遺産に登録されていて
      その歴史地区は、公共交通機関は勿論、徒歩で気ままに歩いても楽しい所でした。

      美術史美術館、ベルベデーレ美術館、王宮のなかのシシイ美術館は、
      今回の私の 「三大是非行きたい所」 でしたが、全部回れてとても満足。
      写真をとっても良い所、ダメなところもありましたが、どれも見事でした。

      ウイーンは、何度訪れても心地よい所でした。

                                            ウイーン 3泊


中欧四ヵ国の旅 2

2016-06-21 06:11:08 | 

6月12日チェスキー・クルムロフ を通って ウイーン

      チェコの南部、チェスキー・クルムロフ は、世界で最も美しい町の一つと
      言われています。(世界遺産)
    
      ヴルタヴァ川が、大きく湾曲する場所にある城は (ヒガンバナで有名な
      巾着田みたいな地形) チェコでは プラハ城に次ぎ2番目に大きな城です。
      13世紀の創建以来、それぞれの時代の建築様式で建てられた建物が
      美しく調和していました。
  
      
      チェスキー・クルムロフ の 地図です。
      
       搭から一望する街並み

      
       第2中庭   フラーデック搭が見える

      
       第3中庭にあるルネッサンスの壁画

       
      フラーデック搭      対岸から            旧市街から

      ヴルタバ川(モルダウ川)の曲がりくねった流れがまわりの岩場の丘を
      深く切り込み、町と城が建設されている、景観のうつくしい世界遺産の町でした。

      昼食のメインは、ます1匹。添乗員さんのお心使いのポン酢がよくあって、
      今回の旅で一番おいしかったです。
      午後は国境を越えてウイーンヘ。ウイーンの森の「ホイリゲ」で夕食。
                                                     ウイーン 泊


中欧四ヵ国の旅 1

2016-06-20 10:53:17 | 

6月10日から17日まで 中欧四ヵ国を旅してきました。

      主に、プラハ(チェコ)、ウイーン(オーストリア)、ブタペスト(ハンガリー)など。
      連泊が多かったこと、フリータイムが割とあったことでこのツアーを選びました。
      同行の仲間は23人。2~30代の人も6~7人もいて華やかなパーティでした。
     
      中欧訪問はかれこれ3回目。街々の大まかな地図は見当が付きました。
      中でもウイーンは特に好きな街で胸が高鳴りました。

      6月10日 成田から約12時間の空の旅、ウイーン空港経由でプラハ着。
      
                                             プラハ泊

      

      6月11日プラハ市内観光

      
      聖ヴィート協会     プラハ城は1つの建物ではなく、大きな敷地全体をさします。
      この敷地内には、堂々とした聖ヴィート教会がありました。
      
      
      フラッチャニ広場から通ずるプラハ城入口

      
      プラハ城から、マラー・ストラナ地区を通ってカレル橋へ通ずる階段
      日本のテレビドラマ「のだめカンタービレ」が撮影されたという階段

      
      カレル橋 プラハ城が見える  欄干に30体の聖像が並んでいる
      ヨーロッパ最古の石橋    下を流れるのは、ヴルタバ川(モルダウ川)

      
      スメタナ記念像  背景に見えるのはカレル橋とプラハ城

      
      旧市街広場で見事なからくり時計がある旧市庁舎
      1時間ごとに始まる印象的な「キリスト12使徒の行進」は、見学者を喜ばせている
      高さ69mの搭は、頂上までエレベーターで昇って眺望を楽しむことができる

      
      ティーン教会    プラハのシンボルの一つ。15世紀後半のゴシック様式。
      旧市庁舎の頂上展望台から「百搭の町・プラハ」の素晴らしい景色を望めました。
      この日、この広場をメインに「乳がん予防キャンペーン」 に大勢の人が集まっていました。

      スメタナ記念館、ムハ(ミュシャ)美術館は、期待していましたが、意外に
      貧弱なので、気落ちしました。
 
      プラハの見どころは、大きく分けて高台にあるプラハ城と、カレル橋をわたった
      旧市街に分けられます。
     
      何度も周辺国の侵略を受けながらも 町は奇跡的に破壊されずに美しい街並みを
      保ち続け、栄えてきました。
      「魔法の都」、「黄金の都」、「東欧のパリ」・・・プラハの別名のホンの一例です。

      
                                                      プラハ 泊


北陸三県の旅 3 (富山)

2016-05-16 13:52:09 | 



5月11日、5月12日朝一番で金沢から富山に入りました。
      富山市は、初めて訪れる都市で期待でいっぱいなのですが、
      お天気が今一つ思わしくありません。

      地図を見れば、割と近い範囲に美術館があるので、主目的は
      美術館にしました。
      
      富山市内とトロッコ電車
        


      ○ 富山市ガラス美術館   「ガラスの街とやま」の中核施設として
        現代ガラス美術を中心に展示してあり、昨年8月にできたのです。
        何しろ、隈研吾さんの設計ですから見たいでしょ?
        ところが、「本日は臨時休業」だというので、ちょ~~ガッカリ 
        係りの人が、気の毒がって絵葉書を下さったけど。

      ○ 富山県水墨美術館   神通川そばの広大な敷地に立つ日本庭園
        のなかにあります。肌で日本文化の美を鑑賞できるところ。

      ○ 富山県立近代美術館   20世紀の流れをたどる美術館です。
        学芸員の方が、1時間ほど20世紀以降の巨匠たちの作品や
        抽象美術、シュルレアリスムなどを、ギャラリートークして下さいました。

      ○ ギャルリ・ミレー    「まちなか美術館」というアーケードのなかに
        小さな「ミレーに逢える」場所があるんですよ。収蔵するミレーの
        本物は14点と、バルビゾン派の物53点とか。
      

      
        
       道路を歩いていてもこの通り楽しいんです。

      ○ トロッコ電車には八尾の「風の盆」おどりを見に来たときから2回目。
        日本一深いⅤ字渓谷をいくつもトンネルを抜けて、宇奈月から
        欅平まで20キロ走りました。
        北アルプスの黒岳の谷間で7年前源流を見てきたことを思い出して
        あの1滴が日本海まで流れて黒部川の大自然が造られているんだな~
        と、ナットクしました。

       
      幸福度ランキング、1位 福井  2位 富山  3位 石川  (法政大学版)
      だそうですが、この都市は知的ランキングも多分上位だろうと感じる街でした。

                                                無事 終わり 
         

       


北陸三県の旅 2 (金沢)

2016-05-15 14:15:56 | 


5月10日朝、福井から金沢へ移動して、一番先に兼六園へ
      行きました。 まだカキツバタは見られるでしょうから。

金沢・兼六園
                                            
            フルスクリーンで見てください。画面の右下の四角いマークをクリック
                               戻るのは、パソコンの左上Escをクリック

      時々けむる小雨に濡れて、カキツバタが歓迎してくれました。
      連休がすんで、何処の観光地もひっそりしているのに、兼六園は
      中国人で大賑わい。自撮り棒で散策道が滞ってしまいます。
      「六つを兼ねた」この美しさ・・・わかってくれたかしら?


      今回の旅の一番の目的は、老人施設に入居した姉のお見舞いでした。
      1月に転んで、病院へ入院していましたが、3月末に息子や娘の
      住んでいる金沢へ能登から引っ越してきたのです。
      周りのサポートが首尾よく行って、姉は安心して落ち着いた様子でした。

      だから私は、兼六園を楽しみ、金沢の味覚を満喫させてもらえました。

                                       金沢 泊まり


北陸三県の旅 1 (福井)

2016-05-14 15:40:14 | 

5月9日~12日 北陸三都市と黒部渓谷へ行ってきました。

      5月9日福井市に12時過ぎに到着

           一乗谷朝倉氏遺跡

      福井駅からバスで30分。南東部の山あい・一乗谷に103年間にわたり
      越前の国を支配した戦国大名・朝倉氏の城下町として栄えたところです。
      国の特別史跡・特別名勝・重要文化財の三重指定をうけた貴重な
      文化遺産なのだそうです。

      
      唐門  朝倉氏遺跡のシンボルです。

      
      復原町並
      栄華を極めた城下町跡の街並みをほぼ完全な姿で再現されています。
      ドラマやCMの撮影によく使われるそうで、SoftBankの白い犬のお父さんの
            故郷の設定にもなっているんですって。

      養浩館庭園

      福井駅から歩いて10分の所にあります。
      福井藩主松平家の別邸で、江戸時代中期を代表する名園の一つです。
      
           
      
      

      
      「御座ノ間」    
      かつての藩主と同じように座敷からゆったりとお庭を眺めることができます。

      海外の庭園専門誌でも上位にランクインされています。

             はじめて来た福井は、小雨が降ったり、止んだりでしたが見物するには
      それほど支障を感じませんでした。
     
      福井は戦災に遭った都市であり、大地震に痛めつけられた過去もあったのに
      わりとのんびりしていながら、「がんばっているな~」と感じる町でした。
      なんてったって 幸福度ランキング 1位に輝いている都市ですもの。

                                              福井 泊まり
      


新緑・倉敷の美観地区

2016-04-24 10:47:03 | 


4月19,20,21日 岡山・倉敷、香川・直島、徳島・鳴門 の
      美術館巡りをしてきました。

      2泊とも倉敷の美観地区近くのホテルに泊まったので、
      時間のある限り歩いて、美しい街並みと瑞々しい新緑を堪能しました。

      
      倉敷・美観地区散策
      
                                  右下隅の四角いマークをクリックしてご覧ください
                  元に戻るのはEscを押してください

      大原美術館、倉敷川、アイビースクエア、鶴形山を包んだエリアが、「美観地区」
      と 言われています。川沿いの柳が春風にゆれる白壁の古い街並み、
      世界の名画に会える美術の殿堂など、歴史と文化とアートで魅了させられました。

      5月26,27日、伊勢、志摩サミットが行われますが、それに先立って
      G7倉敷教育大臣会合が、5月20,21日に「倉敷アイビー・スクエア」で行われます。
      世界の皆様にこの町の美しさを紹介できるうれしい機会です。
          
       この美しい町を創ったのは、旦那衆の心意気だとも言われます。
      その三はり・・・とは、見栄っ張り、強情っ張リ、意地っ張り、、、だそうです。

      「mtアート・プロジェクト」と言うのが、町中をデコレーションしていました。
      「mt」 と言うのは、倉敷市に本社のあるマスキングテープのブランド名。
      おしゃれで“カワイイ”デザインで白壁の町を包んでいました。

      美観地区では、電柱、電線がありません。空がすっきりしています。
      そして、倉敷の夕景、夜景を美しく彩っているのは、照明デザイナーの
      石井幹子さんのプロジュース、、、だそうです。                                  


さくら 京都 2

2016-04-05 06:56:42 | 

4月2日朝から好天。東寺の入口までは歩いて2分の距離。

      東寺〈教王護国寺〉

            どういうわけだろう。   今年は一本の桜と
            じっと向き合う春にしたかった。          (2011 春)

      
       

      勝持寺

           「ねがはくは 花の下にて春死なん そのきさらぎの望月の頃」
             桜に
生き、桜に死んだ歌人、西行がここに庵を構えて桜を植えたお寺


      
      

      
      光明寺

           2009年の秋。今わたしたちは 日本の歴史の
           どのあたりを 歩いているのだろう。      
 (2009 秋)   

      
      
      秋にはモミジのトンネルになる参道。桜もきれいなお寺でした。

      善峯寺
          
            ここの桜のように 一年にたった一回でもいい。

            人をこんなにも 喜ばせる仕事ができれば 
            なんて思いました。
                     (1099 春)
                                                         
      
      
      天然記念物「遊龍の松」 全長40mあります
      
      
      樹齢300年の桂昌院枝垂れ桜
      

      ほとんどの桜が7~8分咲きでした。一番きれいな時に混雑の少ないお寺を
      ゆったり巡りました。
     
      「咲く桜 と 散る桜 どっちが好き?」…と聞かれれば、私は断然咲く桜です。
      エネルギーがありますもの。 
           
          《 「そうだ 京都、 行こう。」の20年》 の写真集を京都駅で自分のお土産に買いました。


さくら 京都 1

2016-04-04 10:35:11 | 

4月1,2日 京都の桜を見に行ってきました。

      JR東海「そうだ京都、行こう。」 の広告キャンペーンが有名ですね。
      私は、その写真とコピーが大好きで、京都へ行きたくなるのです。
      JR東海のさくらのツアーを見つけて参加しました。
      
      コピーは、太田恵美さんの作品です。

      京都御所 京都御苑

             世界でもっとも人気の町の
             その「真ん中にある春」 なんですから   ( 2016 春)

      
      
      

      平安神宮 神苑

             「あ、わたしは、春を 一年間待っていたんだな
                    
 と 気づいた瞬間でした。          (2006 春)

      
      
      

      円山公園

             「ありがとう」 桜を見上げて言ったのは 
             初めてな気がする            2014 春)

      
      
      

      高台寺
            しっかり、しっかり 春を見ておかないと、
            すぐ次の季節になっちゃいますよ      
(1996 春)

      
      

      東寺(世界遺産)

      
      ホテルは東寺の敷地内。ベランダからライトアップの風景が見下ろせました。

                                          東寺洛南会館 泊まり
      

      

      


南伊豆の旅 2

2016-02-25 17:29:14 | 

2月23日下田へ行きました。

      当初は、伊東の「城ケ崎海岸」を歩く計画でしたが
      雨の予報が出てきたので、急遽下田に変更しました。

      下田の観光パンフレットの中に、10時から3時間で下田の町と
      「南の桜祭り」をめぐる定期観光バスが出ているのを見つけ、
      最悪、雨でも大丈夫と踏んで、計画変更しました。

      下田駅を出発してすぐに下田港へ、港内めぐり遊覧船に乗りました。

      
      黒船「サスケハナ号」 本物の1/3の大きさ

      
      湾内を約20分回ります。  ロープウエイで登れる「寝姿山」を見上げる。

      
      カモメがえさがほしくてず~っとついてきます。

      
      宝福寺の唐人お吉さんのお墓
 
      
          
      「日野の菜の花畑」
            広さ約3haの菜の花畑。町の休耕田対策として、20年以上前から
      「元気なお百姓さん達」が、植栽・管理して、2~3月に一面黄色の
      ジュータンが出来上がるようにご苦労されている・・・そうです。

      
      
      「みなみの桜」 河津の桜より咲き進んでいましたが15年前に見たときより、
             樹が大きくなっていて、青野川に枝垂れる姿は見ごたえがありました。

      
      ロープウエイで寝姿山へ登りました。
           展望台からは、須崎半島、石廊崎、伊豆七島などが良く見えました。
     海抜200mとは思えない絶景が見られ、地球の丸さが感じられましたよ。
     方向指示には、ニューヨーク、香港などがあったけど、残念ながらミエマセンでした。

      2日ともお天気と花の見ごろに恵まれて、4人の体調も心配なかったし、
      いい旅でした。