4月20日桜旅のアンカーは奥高尾の山桜に決めていました。
高尾の桜は、麓で都心より1週間遅れ、山頂は10日ほど遅れます。
高尾山頂より小仏城山へは山桜の並木が続いています。
ヤマザクラは、ソメイヨシノの華やかさはありませんが、葉とともに咲く
自生種のものは落ち着いていて高尾の森にピッタリ合っています。
紅葉台からみた富士山とヤマサクラ
高尾山頂(599m)から一丁平を通って小仏城山(670m)へ到着。
富士山は勿論、山々の展望と山桜と若芽のコラボが素晴らしい。小屋のなめこ汁(250円)で昼食。
帰り道には、日影沢林道を選びました。
めったに見られない タカオスミレ に会えました。
麓近くでは、ニリンソウが広範囲に満開。 ヤマルリソウ (空の様なブルーの花)
この林道では、春の花、スプリング・エフェメラルの花が芽生えていました。
植物観察のグループに何組か会いました。特にニリンソウの大量の花数には、
思わず「ニリンソウアベニュー」と勝手に名づけたくらい。
桜の最終章、スバラシイ1日でした。
3月25日高尾パークボランティア会主催の 「クイズウオーク」 に参加しました。
毎年恒例に行われていますが、抽選ですから当選しないと参加できません。
昨年は×でしたが今年は運よく〇、その上最近では珍しいくらいの好天に
恵まれて イベントを楽しみました。
高尾山口駅近くで受付し、高尾山頂まで7ヶ所の出題ポイントで「おみクイズ」に
答えながら山頂を目指します。例えば・・・・・
●一般に大手町の気温が15度の時、高尾山頂の気温は何度くらい?
三択で 答 10℃
●1号路の金毘羅台にそびえる銀杏の大木は「ムギマキイチョウ」と呼ばれ、
山麓の人の農作業の目安になっています。その作業とは?
答 若葉が出たら麦踏をする。 など。
途中でランチ休憩をして、頂上に着いたのが、11時20分 好天の土曜日
ですから、大勢の登山者、特にファミリー(犬も)が多かったです。
キブシ
ヨゴレネコノメ
太子堂前のミツマタの花
頂上ビジターセンターの前がゴール。完歩賞は高尾の写真はがきと手編みのかせんのたわしでした
春霞でしょうか、富士山はみえませんでした
高尾山口駅のそばの川に枝垂れて咲いているサクラ
登山道には、春の妖精(スプリング・エフェメラル)が顔を出していました。
待ち遠しかった春がついに来たんですね。
2月19日ジオパーク・ハイキンブ
朝、6:15専用車で西貢(サイクン)半島へ。西貢で車を乗り継いで1時間。
香港ジオパークに到着。寒い!ありったけの物をきこんで散策が始まった。
ジオパークは2011年にユネスコから認定されたばかり。六角柱状節理
(ところによっては4角柱、8角柱もある)のダイナミックな絶景が広範囲
に続いています。貯水池を作る際に世に知れたのかもしれません。
ジオパーク
登山道からの海水浴場の眺め 一旦ゼロメートルまで降りて、向かいの山稜を歩く
香港の多くのトレイルは、コンクリートで補強されていて歩きやすい
進行方向左側は巨大な貯水池(ごく1部) これでも水は足りなくて中国から海底パイプで輸入している
西貢へ戻り、海鮮街で昼食
2月20日最後の日の午前中 ラマ島ハイキング
パパイアの花 パパイアの実
天后宮 海の女神さまを祀った神社
ラマ島から香港島をのぞむ
ハイビスカスの花が大きめで色が濃い 大頭茶(自生のものです)
4日間、1度も雨に降られず、快適な山歩きが出来ました。
ぎっしり詰め込まれたスケジュールをこなすのに、毎日早朝から、夜、ホテルへ帰り着くまで
山ガイドの現地在住の女性、森Qさん、ユーモアと元気印の現地人スチーブンさん、
と添乗員の小川君に元気づけてもらって歩きました。
1月にやってきたグループは、4日の内3日も雨だったそうで、なんという運の悪さ!!
香港旅行は、「ショッピングとグルメ」のイメージがありますが、何十年か前に来たけど
2度行くほどの魅力を感じてはいなかったので、来て観てビックリ!
海、山、そして町が近いのです。世界3大夜景を楽しみ、中華料理に舌鼓をうち、
日本へ帰るのも、約5時間の近さです。
香港は、実は自然の宝庫でした。 、、、、、、、、、、、、ここまでは大成功
夜中に家に帰ってから、夫と二人で高熱のふらふら状態。次の日内科医院で
インフルエンザA型だといわれました。6日間外へ出てはイケマセン・・・とのお達し。
出来過ぎには、裏がありました。
2月17日~2月20日 香港の山歩きをしてきました。
冬場に山歩きの出来る簡単なところはないか?・・と・・探していましたら、「香港」を
教えてもらいました。 別の人には、「香港に山なんかあるの?」 と、不思議がられ
たりしましたが、香港の8割は自然保護区。郊野公園(カントリーパーク)とかかれた
自然公園が香港全域に 約4割 地図上で見られます。
1月初め、山のツアー専門会社に連絡して申込み、今期最後のツアー(11、12、1、
2月のみ催行)に仲間入りできました。
2月17日
7:00 成田空港 集合 (9人+添乗員1人) 9:00 出発 13:30 香港着 [快晴]
関空からと中部空港からの6人と合流し専用車でビクトリア・ピーク一周ハイキングへ。
ビクトリア・ピーク山頂(552m) 登山電車で来れますが物凄い混雑で待たされるそうです
ビクトリア・ピークを一周するハイキングを開始
高層ビル群を望む歩きやすい散歩道 を 徒歩約2時間、
夕方6:20 真っ赤な夕日が沈みました
反対側の山側からは、ビル群の「百万ドルの夜景」が見られました。
2月18日午前中、ハイジャンクピーク登頂
モミジ葉アサガオ ハイキングの標識
トレイルからは、美しい海が360度見える。香港の山登りの最大の贅沢。
今回のトレッキングのハイライト、ハイジャンクピークの前のピークで心の準備をしましょう
ハイジャンクピーク(344m) 斜度は50度以上、三点確保でゆっくりと登った。鎖もロープもない。
「槍ヶ岳」にも、「石槌山の天狗岳」にも見えた鋭い岩峰の頂上」はトンガリピークとして、目を奪われる
海水浴場はどこもきれい!
漁村へランチに行く途中で、あっと言う間に霧が下りてきた。
夜、光と音のショー《シンフォニー・オブ・ライツ》を鑑賞
香港・九龍のホテルに連続3泊
2月2日高尾山を登って、帰りに立川の国営昭和記念公園を歩いてきました。
高尾の植物はまだ冬休み中で、目覚める気配は感じられません。
ですが、「光は春」 空には充分な 春 を含んだ色を感じました。
頂上からの富士山は「素晴らしい」の一言 頂上から富士山までの距離 55km
この富士山を見て、ランチしました。4日前にも神奈川から見たばかり。贅沢させてもらっています!
国営昭和記念公園
水鳥の池 左手の木は、モミジバスズカケノキ (プラタナスとも呼ばれる)
フクジュソウ が、咲き始めています。花木園 福寿(幸福と長寿)の草
紅白のウメ 花木園梅園
ソシンロウバイ 日本庭園への分岐 上品な香りがしました。
セツブンソウ こもれびの里 節分の頃、花茎の先に1センチ程の白い花を1輪咲かす。
スノードロップ ぶらぶら坂 白いしずくのような花を下向きに咲かす。
こもれびの里 藁ぶきの屋根と梅の花、懐かしい田舎の風景
高尾の帰り、立川で乗り換えて1駅、西立川駅からすぐに公園につながっています。
65歳以上は、210円ですって。入ってすぐに園内の地図と「花だより」(週間)の
マップがいただけます。
多分、今年一番早い花たちの紹介でしょう。 ソシンロウバイ、ウメ、ニホンスイセン、
フクジュソウ、セツブンソウがマップ上に記されています。
春が始まりましたね。 大感激で、全部見てきました。 歩数31577
1月29日矢倉岳(870m)に登ってきました。
15年前に行ったことがあり、今でも何とか行けそうな山、で、雪がなさそうだから、
と言う理由で、行ってみよう・・・と小田急線で小田原近くの新松田を目指しました。
新松田駅からバスに40分乗って、地蔵堂まで
舗装された県道を足柄万葉公園に向かう。途中から足柄古道を歩く
奈良、平安時代には、関東へ入るための道だった…そうです。
足柄峠 万葉の時代から東と西の歴史を繋いできた峠
万葉植物園 万葉集に謳われた歌碑と万葉植物がみられる公園(冬場は何もありません)
矢倉岳(870m) 足柄峠から1.5時間ほど歩いて、続いて登ります
カヤトの山頂からは360度の展望が得られ、富士山の好展望地として人気のある山です
午後1時には、このお二人が帰って、頂上は我々だけのものになりました
気が付いてみたら、周りにだれもいなくなって、こんな立派な富士山が
我が物になっていました。何て贅沢な!
頂上直下は、勾配の急な、ぬかるんだ所もあって、きつかったですが
頂上は、箱根連山が見渡せ、大きな富士山が手の届く感じ。
いい山でした。
1月6日高尾山へ初詣に行って来ました。
日本山岳会東京多摩支部の主催で 「高尾山シモバシラ観察会」 に参加しました。
応募者85人中30人の当選者の仲間入りが出来て、今年初めての当たりを射止めました。
高尾山口駅 8:30 集合 ケーブルカー駅前で体操して8:50 出発しました。
1組 10人の予定が4人のキャンセル者が在ったようで、私達の組は7人と
講師、アシスタント2名の全部で10人で行動しました。
行程順ではありませんが、高尾山頂からの富士山が、見事に見えました。 午後にも関わらず!!
空気の条件が良かったんでしょう、南アルプスまで見えました。
シモバシラです。モミジ台の北側に多く咲いていました。
気温が氷点下でなければできないし、雨や雪や風の強い日もダメ。条件がそろわないと
見られない現象です。「高尾の冬の花」 に会えたこの日の観察会は大成功!
モミの木は、マツボックリが壊れたのが種 キジョランの種
左はカヤの樹皮 葉は先が尖って痛い。 右はモミの樹皮 クリスマスツリーの木
2本の樹の下に赤ちゃんが育っています。 左 モミ 右 カヤ
頂上直下のカツラの林(植林)、5月の赤い新芽、10月の落ち葉はみたらし団子の匂いがするので
「醤油の樹」と言うそうです。
薬王院の境内に咲き始めた 早咲きのウメ。
道案内、植物案内を受けながら、3時に高尾山口へ戻ってきました。
女性講師の説明がとても分かりやすく、楽しく、本当に有意義なイベントでした。
何度も、通っている山ですが、新しい見方、かかわり方を教えて戴いて、
早速高尾へ 今年も行かなくちゃ!!
10月1日10月25日
高尾山へ行ってきました。
秋めいて来ましたので、高尾詣でを急がなくてはなりません。
暑い夏に長~いお休みをしていたので、2月締め切りの「1年に10回」の
高尾登山の予定が詰まってきました。
10月は花が少ない上、モミジはまだですが、気温がちょうどいいので快適でした。
10月1日
10:00 駅前の集合場所は大勢の人 私はお一人様
琵琶滝 6号路を上る予定でしたが、小学生の遠足が多くて、右の急坂を取りました
.
ツリフネソウ 一年草です。そろそろ今年の花は終わりですね。
山の南側にある3号路(向かって左)は、暖温帯、常緑樹が多い森。
北側の4号路(向かって右)は、冷温帯で、落葉樹が多い森。 4号路を歩きました。
浄心門 ここからは薬王院の境内
浄心門から4号路を吊り橋を渡るコース まだ紅葉の気配はありません。
頂上は大変な混雑なので、避けて6号路(水の道)を下りてきました。
帰り道、「頂上の紅葉はどうでしたか?」と尋ねられましたが、
「まだまだ1ヶ月早いですよ」と、答えるしかなかったです。
10月25日 一日曇りだと予報が言ってたけど・・・
サラシナショウマ 「背景ぼかし」術を教わったのではじめて使ってみました
キジョランの緑色の実
秋が深まるとキジョランの動向が気になります。いつもの観察スポットは
6号路から、稲荷山コースに合流して、ちょっと左道に入った所。
今のところ、一個しか見つけられませんでしたが、12月まで観察しよう。
頂上を経て、1号路を下りました。薬王院へお願い事があります。
「日本シリーズ札幌の第3選、どうか広島に勝たせて下さい。」
「黒田さんを早く楽にしてあげてください。」
苦しい、悩ましい夜になりそう。
あれから3連敗。誰かたすけて~
8月8日、9日
今年の山の会の夏の行事は、尾瀬、至仏山へ登る計画でした。
尾瀬ヶ原の山ノ鼻に泊まって、翌日山ノ鼻から頂上へ、頂上で尾瀬ヶ原
の全景を眺めて、鳩待に下る・・・と言う計画でした。
8月8日新宿からバスで約3時間半。尾瀬の入山口の鳩待峠に着きました。
ここで夫と私は、山ノ鼻へ向かうグループと分かれて、アヤメ平方面へ登り、
湿原と 至仏山の遠景を見てきました。立秋を過ぎると、尾瀬は秋のけはい、
百花繚乱の様相は影を潜め、秋のにおいの風が吹いていました。
鳩待峠からアヤメ平へ行く途中の横田代から見た至仏山
池塘に青空がうつる
ワレモコウ、サワギキョウが咲いて、尾瀬は早くも秋のけはい
8月9日
夜からの雨。山の鼻に泊まった人達は、昨日出発した入山口の鳩待にひとまず
戻ってきました。 山の鼻からからの登りは蛇紋岩の多い滑りやすい急登なので、
シニアグループには不向きで避けなければなりませんので。
降ったり、やんだりのお天気でしたが、「行けるところまで行く」事になり、
鳩待峠から、至仏山に取りつきました。
展望は無し。霧の中で夏の残り花もありません
やっと見つけた秋の花 オヤマボクチ リンドウ
尾瀬の入口、鳩待峠
結局、頂上まで行っても何も見えないのでは・・・と、いう意見もあって、途中で引き返す
ことにしました。
ザンネンな登山になりましたが、山登りには、当然こんな日もあります。
毎年尾瀬詣でをしている身としては、「今年もきましたよ」・・・とは、言えますけどね。
7月4日日光の霧降高原のキスゲ平から円山を歩いてきました。
つゆの晴れ間にニッコウキスゲを見に、霧降高原へグループ登山しました。(18名)
新宿からバスで3時間弱。到着した標高1300m付近のキスゲ平園地には、
霧降高原レストハウスがあって、標高1600m位までの山の斜面がお花畑に
なっていました。
1582mの展望台まで、1445段の天空回廊(階段)が一直線に伸びています。
その間をジグザグに遊歩道が交差して、草原に咲く美しい花を楽しみながら
散策できました。
キスゲの最盛期は1週間前だったようです
きすげ平園地のニッコウキスゲは、鹿によろ食害やクマザサの繁茂により絶滅の危機でした
そのため、鹿除けのネットを張ったり、クマザサの刈り払い、キスゲの苗の補植作業を続けて
増やしていったようです。10年前に来た時には、名ばかりの「キスゲ平」でした
ニッコウキスゲ ノハナショウブの蕾に赤とんぼ
ヨツバヒヨドリ イワオトギリ
チダケサシ ( 乳茸刺 と言う漢字)
1時間強でキスゲ園地の頂上に着きました。この日の行程の半分。
この後、丸山(1689m)へ登りました。霧が晴れたり曇ったりの思わせぶりな
お天気でしたが 頂上で、昼食をとっているときに、とうとう合羽を着て、
下りは グチャグチャ道をすべらないように注意して、レストハウスへ戻りました。
丸山頂上
梅雨の晴れ間に、霧の降る高原へ行ったのだから、半分雨にあっても仕方がないか