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花歩る木

山と旅がすきです

映画 「あなたへ」

2012-09-22 15:13:42 | 映画 演劇

9月20日 映画 「あなたへ」 を友達と見て来ました。

      映画はいつも朝一(9:20)で見て、お昼をゆっくり過ごすようにしています。
      
      高倉健が 「単騎 千里を走る」 以来、6年ぶりに主演する205本目の映画
      だというし、NHKでも2回に分けて 「プロフェッショナル仕事の流儀」で
      紹介されました。 話題の映画なら見ておこうか・・・ということで行ったんです。

      物語は  15年連れ添った妻の遺骨を海に散骨するため、妻の故郷の
      九州へ自家製のキャンピングカーで旅をする男の姿と、旅先での一期一会の
      出会いや心のふれ合い、妻の本当の想い・・・を描いています。
     
        
      監督は降旗康男  共演は、ビートたけし、田中裕子、佐藤浩市、草薙剛、
      余貴美子、綾瀬はるか、三浦貴大、大滝秀治、長塚京三、原田美枝子、
      浅野忠信、岡村隆史・・・
      大スターがほんのちょっと出てきて、なんだか勿体ないような映画でしたね。

           
                   キャップを目深にかぶった いつものなつかしいスタイルの高倉健

           途中の景色の美しさには感心しました。
           
          富山のある刑務所で指導教官をしていた高倉健、    (富山のHPより)
          旅の始まりは富山から。        

          飛騨高山で たけしと会い、放浪の俳人として有名な 種田山頭火の
          句集をもらい、「分け入っても 分け入っても 青い山」 などが出てきて
          山頭火フアンはうれしかったんじゃないかしら?  
          そのたけし、実は 車上荒らし とかで、警察の御用になっていました。

            
           
             兵庫県・和田山町の 竹田城址         (竹田城址のHPより)

       昔、歌手だった妻(田中裕子)がここの石垣の上で歌っていました。
       宮沢賢治の聞いたことのない歌でしたが、口ぱくではなく、本当に田中裕子さんが
       歌ってたようで すんだ、きれいな声で感心しました。
       ここは、天空の城の異名をもち、「日本のマチュピチュ」 とも呼ばれる竹田城址で、
       はるか高く見上げる山の頂に雲海に浮かび上がる古城の画面はため息が
       でました。

       朝一だからか、半分ぐらいの入り。シニアのおばさまが9割でした。

      
           いまだに永遠のスター、高倉健を見つめる、見せる映画でした。


 読売日響、三大交響曲

2012-08-21 13:50:59 | 映画 演劇

  8月16日  「読売日響の3大交響曲」 を聞いてきました。

      読売日本交響楽団創立50周年記念事業の フェスティバル 
      「もっとクラシックを! 3大交響曲」

      シューベルト 「未完成」、べートーベン 「運命」、 ドボルザーク 「新世界」
      誰でも知っている、みんな大好きな曲ばかり。

      しかも、指揮は「炎のコバケン」小林研一郎さん
                  

      コバケンさんは、小学校の低学年に両親に連れられて行った
      演奏会で初めてベートーベンの交響曲第9番を聴いて感動し、
      音楽家になろうと思ったそうですが、スポーツや学業も優秀
      だったそうです。
      今、趣味のひとつにゴルフがあり、持ち前の運動神経の良さを生かし、
      コンスタントに80台で回り、同伴プレーヤーの各ホールの
      ショットおよびスコアをすべて覚えている・・・そうです。

      あまりのダイナミックな、身振りのはげしい指揮には、片時も
      目を外せない情熱が伝わってきました。コバケンさん72歳だそうで、
      いつまでもお元気でいてほしい、と 祈る気持ちでした。

      3作品の密度が濃すぎて、アンコールはありませんでしたが
      拍手喝さいがはげしく、長くつづきました。
      今年一番の素晴らしい感動を頂いた夜でした。


映画 The Lady アウンサンスーチー

2012-08-13 09:59:33 | 映画 演劇

8月10日 映画「The Lady アウンサンスーチー  引き裂かれた愛」
       を見ました

            「The Lady」はミャンマーの民主化運動指導者、
      アウンサン・スーチーさんの半生を描いた作品です。
      2011年 英仏合作映画で、フランス人のリュック・ベッソンが 監督し、
      マレーシアの女優 ミシェル・ヨーがスーチーさんを演じています。

      ミャンマー本国では上映禁止。中国でも禁止だそうです。
      現在、ミャンマーでは アウンサンスーチーの名を口にしてはならず、
      かわりに “レディ” という呼称でよんでいるということにちなんだ
      タイトルになっています。
      
         

       左:アウンサン・スーチーさん。
          ミャンマーの非暴力民主化運動の指導者、
         1991年 ノーベル平和賞受賞         67歳
       右:スーチーさんを演じる ミシェル・ヨー      48歳

      ミシェル・ヨーはこの役を是非やりたいと熱望したそうで、
      映画のためのミャンマー語の猛特訓、スーチーさんの面影と
      似せるために、体重も極度に絞り込んだという努力のおかげで
      本人そっくり。大熱演で見ごたえがありました。

      ストーリー
       英国で幸せな家庭生活をおくっていたアウンサンスーチーは
       母の看病のために久しぶりに祖国ビルマに戻ることになった。
       「ビルマ建国の父」と死後も国民から敬愛されるアウンサン将軍の
       娘の帰国を聞きつけた民主主義運動家たちがスーチーに
       自分たちのリーダーになってほしいと懇願する。
       それは軍事独裁政権との長い闘いの始まりであり、
       愛する家族との引き裂かれた辛く厳しい人生の始まりでもあった。

      この映画製作の最大の難問は主人公であるスーチーさん本人と
      直接会うことができなかったこと。彼女は長年自宅軟禁状態だったし、
      彼女の友人の多くも投獄されているか、亡くなっているか、だから。

      映画のエンディングの製作スタッフ欄にも、名前は極秘・・・になって
      いたりして、『闘いは、まだ終わらない』 恐ろしさを感じました。

          
          
           非暴力で民主化を目指した、ネルソン・マンデラ、ガンジー、
           そして、今、アウンサン・スーチーが続くんでしょうか?
      
             

       

      


映画 「わが母の記」

2012-05-18 17:39:08 | 映画 演劇

5月15日 映画「わが母の記」を見てきました。

        雨の日、友達と新宿で会って、前から約束していた映画を
        見に行って来ました。

        
        
        

        久しぶりに珠玉の日本映画を見ました。
        昭和の文豪、井上靖の自らの人生、家族との実話を題材にした
        原作を映画化したものです。
        老いて次第に記憶を失っていく母。その母に捨てられたと思い続けて
        生きてきた小説家。しかし母は認知症が進んでおり、深い話が出来る
        状態ではなくなったのです。
       
        樹木希林の老いの演技の見事さは貫禄で 圧倒されました。
        役所広司は熱演。孫の琴子を演じる宮崎あおいは父に反発しながらも
        祖母との間をつなごうとする自然な演技がよかったです。

        自宅シーンの撮影は、東京・世田谷の井上靖邸で行われたそうで、
        家族が揃って食事をとった居間や、名作の生まれた書斎がそのまま
        再現されていて、1960年代の日本の裕福な家族の生活を垣間見ら
        れました。
              
       
        この映画、認知症や年老いた父母を持つ家族の道しるべになれば
        イイナ~とか、「孝行したいときには親はなし」 と 言いますから、
        若い人にこそ この映画を見てほしいものだと思いました。
        認知症予備軍の私たちはどうしようか?・・・と、お昼はちょっと
        しめりがちになりましたけどね。

        物語に彩りを添える風景。伊豆・湯ヶ島のわさび田、軽井沢、富士が
        見える海。美しい いつまでも残したい日本の風景にも出会えました。
        
        
      


映画「マーガレット・サッチャー」

2012-04-02 09:31:59 | 映画 演劇

3月29日 映画 「マーガレット・サッチャー」 鉄の女の涙
        を 見てきました。

        “鉄の女”との愛称で知られる英国史上初、唯一の女性首相
        マーガレット・サッチャーは、当時の封建的な男社会の中でも
        強力なリーダーシップを発揮、英国内のみならず、世界中に
        影響を与えました。
        一方、家庭では愛する家族との時間を犠牲にしていた
        サッチャーの深い孤独が描かれていました。

       
      サッチャーに扮したメリル・ストリープ                        by NHK
      きれいですね~!!

        

        
                                         NHKのインタビュー画面より

        本年度アカデミー賞主演女優賞を受賞したメリル・ストリープ。
                2度めのオスカー受賞で 「なぜまた彼女なの?」と 聞こえたけど
        「いいの、そんなことは」と おどけて見せたらしい。
        メイキャップ賞も受賞したこの作品でメリル・ストリープのサッチャーさんは
        そっくりすぎ!! 横顔など驚くほどでした。
        髪型を作り、ファッションを工夫されて 「サッチャー」が出来上がっていく
        過程はおもしろかったです。
        
        65歳で引退し、夫に先立たれてからのサッチャーの孤独と苦悩を
        メリルストリープは見事に演じていましたが、
        現在、86歳のサッチャーさんは、認知症をわずらっていて、
        この映画を見ることはないだろう・・・と聞きました。

        NHKのインタビューで「野田首相にアドバイスは?」と質問されると
        「演技のアドバイスならいつでもするわよ」・・・とオスカー女優は
        かわしていました。

        朝ドラのヒロインの糸子さんも「私は死にました」・・・といってドラマは
        終わりましたが、誰にも老いと死はやってくるんですね。

               新宿の大きな映画館で観客は50人足らず。 評判だから
               どんなに混んでるだろうと思ったのに、意外でした。
        

 


札幌交響楽団・東京公演

2012-03-24 08:50:11 | 映画 演劇
 3月21日 サントリーホールでの
        札幌交響楽団・東京公演 「ベートーベン」を聴いてきました。
        昨年 創立50年を迎えた札響が、51年目の東京公演は
        オール・ベートーベンで、札響を率いる指揮者・尾高忠明さんの
        “運命のプログラム”、、、、でした。

        昨年秋、尾高さんの指揮で 「ベートーベン・ツィクルス」 
        (交響曲全曲の演奏会) が行われたようで、その中でも 
        最も人気の高い 第7番と 第5番「運命」 が曲目でした。

        
        実は、札響には大切な お知り合いがおります。
        主席トランペット奏者の 福田善亮(ふくだよしあき)さんです。
        親友の息子さんですが、小さいころから優秀でかっこよくて
        友達仲間で「王子さま」と呼んでいたんですよ。
               
               首席トランペット奏者
                  福田善亮さん       

         函館の高校から、東京芸大を卒業して、新日本フィルなどを経て、
        札響にはいりました。
        出身高校の新聞のインタビュー記事をみつけました。
        
        音楽との出会いは?     両親が音楽好きでしたので・・・・。
        トランペットの魅力は?   一般に勇ましいイメージが強いと思いますが、
                          甘い音での演奏も魅力です。古典音楽では
                          基本リズムを刻む楽器でもあったのです。
        札響入団の動機は?    東京の生活は、人混み、梅雨、冬に雪がない
                          というのは馴染めませんでしたから・・・。
        趣味は?            京都の仏さまを見るのが好き。
        フアンのみなさまに一言   トランペットは休んでいる時が多くて、
                          ぼ~っとしていると思われがちですが、
                          心はしっかり音楽をしています。

        よっちゃん、これからも頑張ってね。

       
                                
       
       
        雄大な北海道にふさわしいパワフルな演奏でした。(万雷の拍手)
        アンコール曲はシベリウスの「悲しきワルツ」   東日本大震災を
        忘れてはいけない・・・との選曲だったようです。

        演奏を終えた尾高さん、力尽きた感じで、
        「あとは 寝るだけです」 とおっしゃいました。      
                                        


 映画「フラメンコ・フラメンコ」

2012-03-05 10:18:18 | 映画 演劇

 3月5日 映画 「フラメンコ・フラメンコ」を見てきました。
     
       3月とはいえ 「三寒一温」ぐらいの雨の寒い日。
       東京では 渋谷のbunkamuraだけに上映している映画をみてきました。

       スペインに次いで フラメンコ人口が多い日本に
       まず上陸してくれた映画ですが、熱心なフアン達で200席くらいの
       映画館は満席でした。女性9割。

        


      

      

       この映画は、カウロス・サウラ監督が、現代のフラメンコ界を牽引する
       若いアーティスト達の姿をとらえたドキュメンタリー です。
       
       2012年1月に、80歳を迎えたスペイン映画界の巨匠サウラ監督と
       光の魔術師といわれるヴィットリオ・ストラーロの醸し出す
       フラメンコ映画でした。      

        人の誕生から晩年、そして蘇生までを、多彩なフラメンコのパロ(曲種)
       を用いて描いてあります。が、私には深い意味はくみ取れませんでした。
       フラメンコを習っている人とか、私みたいな物好き以外にはこの映画は
       一般受け しないかもしれません。
               
                                
           
       フラメンコとは、歌(カンテ)、踊り(バイレ)、ギター(フラメンコギター)の
       伴奏が主体となったスペインアンダルシア地方に伝わる民俗芸術。
       情熱的でダイナミックな世界は、日本をはじめ、世界中の人々を
       魅了してきた・・・と思います。

       私がニューヨークに住んでいた1985年にブロードウエイで「カルメン」を見ました。
       (映画じゃないですよ)  アントニオ・ガディスの主演で、舞台監督は、サウラ。
       ガディスの美しい、きたえ抜かれた体、ダイナミックな動きの見事さ。
       魅了されて、ガディスを忘れられませんでした。(残念ながら2004年に他界)
       フラメンコを超えた、珠玉の総合芸術だったと、今も思っています。

       スペインへは2度旅行しましたが、タブラオ で5~6人グループの
       小さい舞台をみても、魂の叫びの様な踊りに感動しました。
       あの激しさは、ゴヤから、ピカソから通じているんでしょうかね?

      
       それからず~っと、フラメンコが好き!!      ・・・ なのですよ。
       
       
           


映画 三丁目の夕日’64

2012-02-16 09:51:25 | 映画 演劇

 2月14日 映画 「三丁目の夕日 ’64」 を見てきました。

      「三丁目の夕日」のシリーズ三回目の作品だそうですが、
      一度は見てみたいと思っていましたので、友達と新宿で会いました。

      

      古き良き昭和の時代、東京オリンピック開催に日本中が熱狂した
      昭和39年を背景にした物語でした。

           「世界中の青空を東京に集めたような、今日の空」(?)にブルーインパルスが
      五輪を描いたのを見る主人公ファミリー。
      茶川竜之介(吉岡秀隆) は、売れない小説家。三流少年誌で児童小説を
      連載中だが、新人作家(実は、血縁はないが、息子同様に育てている子。左の子)
      の小説に人気を奪われ、打ち切りの危機に瀕している。
      生活は妻(小雪)の収入に頼っており、ヒモ状態。

      

      向いの「鈴木オート」のみなさん。
      東北から集団就職で東京に働きにきて、鈴木家の娘同様に可愛がられている、
      堀北真希の結婚式の日。

      この映画に出てくる俳優さんたち、みんな素晴らしかったです。
      心に響くセリフも多く、
  
      堤真一 「この辺全部焼け野原だったんだぞ・・・食うものも何もなくて・・・
          それがどうだ、ビルヂングがどんどん出来て、世界一の東京タワーが
          出来て、とうとうオリンピックだぞ! 」
      小雪   「宅間先生がね、幸せってなんだろうって言ってたんだ、お金持ちになるとか、
          出世するとか、そういう事じゃないんじゃないかって。  私 幸せだよ。」 

      3Dで見ましたが、東京タワーの俯瞰の映像がよかった。
      茶川が実家に帰省するために乗る中央線をバックに、無数の赤とんぼが
      飛び交うシーンが、あの時代をなつかしく思い起こさせました。
      あとは、3Dでなくてもよかったナ。(入場料1500円←普通は1000円)

      夕日町三丁目で、いつも変わらぬ人情味あふれるやりとりが交わされていて、
      悪人は登場せず、こんな人たちがまだどこかにいるはずだ・・・と
      「人っていいよね。」・・・と思わせる あたたかさに溢れていました。
      東北の被災地の方々に見ていただきたいな。。。 と思ってしまいました。

     
     
      


ミュージカル・「ボニーとクライド」

2012-01-22 12:01:43 | 映画 演劇

1月16日 青山劇場へ ミュージカルを見に行きました。

     ボニーとクライド  (8~22日)  
      1967年に公開された 「俺たちに明日はない」 の米映画を
      原作にしていて、日本で初めて舞台化されたミュージカルです。
      友達4人で新年会行事にして、行ってきました。

           青山劇場で公演中。

          世界恐慌期のテキサス。
          クライドは窃盗で刑務所入りと脱獄を繰り返す。
          場末のカフェで日常に倦んでいたポニーはクライドと出会って恋に落ち、
          その相棒となって銀行強盗に手を染め、2人は世間を騒がす。
          ハードボイルドの中に、ロマンスや家族愛や友情もはいっている。
          沢山の銃弾を浴びて、絶滅するラストシーンは特別見もの。・・・でした。

     主役の 浜田めぐみは、四季を退団してフリーとなった後の第1弾で、
     この道では 大変な実力者で、フアン層も厚い人です。
     その歌唱力はすばらしかったですよ。
     「やるぞ!」と燃える何かを、見る人の心に響かせたい・・・と会見で語っていました。
 
      
                          青山劇場前

     観劇前に、青山通りの 「カフェ・ラントマン」で昼食をしました。
     ここは、ウイーンのリング通りに130年以上の歴史をもつ、
     「ウイーンで最もエレガントなカフェ」 と言われているお店の
     海外第1号店で、本店をかなり忠実に再現した、格調高い店内です。

     
      
     食事でウイーンの雰囲気を味わい、
     ミュージカルでブロードウエイの雰囲気を味わえた新年会になりました。


カルメン故郷に帰る(DVD)

2011-11-27 21:23:40 | 映画 演劇

11月26日 映画「カルメン故郷に帰る」(DVD)を見ました。

     
   1951年(60年前)、日本初のカラー映画です。
   ほぼ全編を浅間山山麓でロケした懐かしい、歴史に残る映画です。

   高峰秀子の27歳、つやつや、ぴかぴか若さあふれる時代に
   明るい軽快な喜劇を演じています。
   
   

   
   少々おバカで、都会でストリッパーをしているヒロインが
   故郷の北軽井沢へ友達を1人連れて帰り、物議をかもしますが、
   「裸踊り」をした収益で故郷に貢献して、
   「錦をかざ」って帰る。・・・・というストーリーです。

   監督・木下恵介。 高峰秀子、小林トシ子、望月優子、佐野周二、
   佐田啓二、笠智衆・・・などみんな懐かしい、なつかしい~。

   秀子さん歌もうまいし、踊りも上手。多少あばずれな感じをよく演じていて、
   爽やか。立派にストリッパーになりきっていました。
   品のいい、理知的な女性以外でも 大変身できるんですね~。

   
   いつも泊まる軽井沢の宿から見える浅間の姿と同じです。
   ロケはどこで行われたのか知りたくなって、
   嬬恋村観光課と商工会フィルムコミッションというところへ
   電話で問い合わせてみましたが「昔の映画ですよね、分りません。」でした。
   南木佳士さんがこの辺で生まれ、このへんの山の文章を書いておられますが、
   「分りません」という答えでした。 村の大切な誇りじゃないのかい?
   
   高峰さんはロケ待ちのお天気の悪い日には、軽井沢で梅原龍三郎の
   モデルを務めて、今その絵は世田谷美術館に寄贈されています。

   もう、没後1周年、12月号の「芸術新潮」は高峰秀子特集を組みました。
   大フアンの私は発売日に急いで買い求めました。愛蔵版にします。