花歩る木

山と旅がすきです

映画 三丁目の夕日’64

2012-02-16 09:51:25 | 映画 演劇

 2月14日 映画 「三丁目の夕日 ’64」 を見てきました。

      「三丁目の夕日」のシリーズ三回目の作品だそうですが、
      一度は見てみたいと思っていましたので、友達と新宿で会いました。

      

      古き良き昭和の時代、東京オリンピック開催に日本中が熱狂した
      昭和39年を背景にした物語でした。

           「世界中の青空を東京に集めたような、今日の空」(?)にブルーインパルスが
      五輪を描いたのを見る主人公ファミリー。
      茶川竜之介(吉岡秀隆) は、売れない小説家。三流少年誌で児童小説を
      連載中だが、新人作家(実は、血縁はないが、息子同様に育てている子。左の子)
      の小説に人気を奪われ、打ち切りの危機に瀕している。
      生活は妻(小雪)の収入に頼っており、ヒモ状態。

      

      向いの「鈴木オート」のみなさん。
      東北から集団就職で東京に働きにきて、鈴木家の娘同様に可愛がられている、
      堀北真希の結婚式の日。

      この映画に出てくる俳優さんたち、みんな素晴らしかったです。
      心に響くセリフも多く、
  
      堤真一 「この辺全部焼け野原だったんだぞ・・・食うものも何もなくて・・・
          それがどうだ、ビルヂングがどんどん出来て、世界一の東京タワーが
          出来て、とうとうオリンピックだぞ! 」
      小雪   「宅間先生がね、幸せってなんだろうって言ってたんだ、お金持ちになるとか、
          出世するとか、そういう事じゃないんじゃないかって。  私 幸せだよ。」 

      3Dで見ましたが、東京タワーの俯瞰の映像がよかった。
      茶川が実家に帰省するために乗る中央線をバックに、無数の赤とんぼが
      飛び交うシーンが、あの時代をなつかしく思い起こさせました。
      あとは、3Dでなくてもよかったナ。(入場料1500円←普通は1000円)

      夕日町三丁目で、いつも変わらぬ人情味あふれるやりとりが交わされていて、
      悪人は登場せず、こんな人たちがまだどこかにいるはずだ・・・と
      「人っていいよね。」・・・と思わせる あたたかさに溢れていました。
      東北の被災地の方々に見ていただきたいな。。。 と思ってしまいました。

     
     
      


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