札幌交響楽団・東京公演 「ベートーベン」を聴いてきました。
昨年 創立50年を迎えた札響が、51年目の東京公演は
オール・ベートーベンで、札響を率いる指揮者・尾高忠明さんの
“運命のプログラム”、、、、でした。
昨年秋、尾高さんの指揮で 「ベートーベン・ツィクルス」
(交響曲全曲の演奏会) が行われたようで、その中でも
最も人気の高い 第7番と 第5番「運命」 が曲目でした。
実は、札響には大切な お知り合いがおります。
主席トランペット奏者の 福田善亮(ふくだよしあき)さんです。
親友の息子さんですが、小さいころから優秀でかっこよくて
友達仲間で「王子さま」と呼んでいたんですよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f4/f00586728abb97ba78d820bd9349a0df.png)
福田善亮さん
函館の高校から、東京芸大を卒業して、新日本フィルなどを経て、
札響にはいりました。
出身高校の新聞のインタビュー記事をみつけました。
音楽との出会いは? 両親が音楽好きでしたので・・・・。
トランペットの魅力は? 一般に勇ましいイメージが強いと思いますが、
甘い音での演奏も魅力です。古典音楽では
基本リズムを刻む楽器でもあったのです。
札響入団の動機は? 東京の生活は、人混み、梅雨、冬に雪がない
というのは馴染めませんでしたから・・・。
趣味は? 京都の仏さまを見るのが好き。
フアンのみなさまに一言 トランペットは休んでいる時が多くて、
ぼ~っとしていると思われがちですが、
心はしっかり音楽をしています。
よっちゃん、これからも頑張ってね。
雄大な北海道にふさわしいパワフルな演奏でした。(万雷の拍手)
アンコール曲はシベリウスの「悲しきワルツ」 東日本大震災を
忘れてはいけない・・・との選曲だったようです。
演奏を終えた尾高さん、力尽きた感じで、
「あとは 寝るだけです」 とおっしゃいました。