アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

根本的に変わるべき時なんだな、中国も自民党も

2008年04月29日 22時33分25秒 | Weblog
 祝福されない聖火リレー。その問題を解決しようとしないまま押し通す中国。様々な問題は巨象にとっては蚊のブンブン程度なのかもしれない。しかし、蚊が運んだウイルスで滅ぶことだってある。オリンピックに向かって突進しているから、止まらないんだろうな。ただ、オリンピックは新しい時代の提言みたいな部分を示してくれると思うが、どうも、不自由な時代の宣言になっているような気がする。

 一方、自民党のガソリンの暫定税へのこだわりは、偏執も滑稽と恐怖のいりまざったものを覚える。何も説明はないのだ。道路が必要だという繰り返しばかり。それをどこの道路にいくら使うから総額がこうなる、というのは、取る側の説明責任ではないのか。それをしない。できないのは、不明な使途があるからで、それは明らかにできない事情があるに違いない。小泉時代に「国民の痛み」という言葉が言われた。しかし、国民が痛むだけで、政治家に痛みは感じられない。
 また、今回のように暫定税で道路、それで地方の活性化を言うのはやめて欲しい。昔ある歌手の歌に「ぼろは着てても心は錦」という一節があった。今の国民には心の錦なんてない。そんな余裕がない。その余裕を政治が奪っている。老人の生活にさえ悪代官の傍若無人じゃないか。

 中国は変わらない。ガキ大将の錦みたいなものに支えられているから、変わらない。しかし、自民党は違う。道路族議員が明日の採決を支えているのかどうか、その辺はわからない。政治の裏の動きはわからない。ただ、少なくとも、道路族議員にっとっては、わが世の春が明日終わる。ウイルスの侵された巨象が、最後のあがきとして、明日、無理を押し通す。私サイズの人間に戻り、もう一度考えてほしい。中国にも、自民党議員にも切に願う。

コメントを投稿