アーダ、コーダ、イーダ!

浮かんでは消えていく想い。消える前に名前をつければ、何かにつながるかもしれない。何処かにいけるかもしれない。

本を処分する

2006年12月04日 20時04分52秒 | Weblog
 読まなくなった本を集めて、一冊10円で配布して、そのお金を歳末助け合い運動に寄付する。図書委員会がそういう企画を立てたので、乗った。
 毎日、20冊前後の本を持っていく。そのうちに意地になって、押入れを引っ掻き回し、可能な限り処分しようという気持ちになってきた。以前、初めて処分した時は身を切られるような思いだったが、本は所有することではなく、肉体化(大袈裟か?)することに意味があると思うようになった。
 この春演劇関係を300冊ほど処分した。引き取る人間がいたので、自宅まで来てもらい、飲んで、翌日帰りに車に積んで、プラスはない。それでも、まだ、邪魔になる。それで、今回は、思い切って、「絶対必要」を目安にした。かなり処分できるはずだ。
 以前は、子どもに読ませたいという本があった。でも、彼女達は好きなものを手に入れて読めばいい。親父のアブクダマは、親父で終わりだ。一冊との別れ以上のものがある。