みちのくの山野草

みちのく花巻の野面から発信。

賢治が封印した詩稿群「10番稿」のリスト

2017-03-10 10:00:00 | リスト
 賢治が『この篇みな/疲労時及病中の心ここになき手記なり/発表すべからず』と記して封印した詩稿群、いわゆる「10番稿」のリストは以下の通り。

・第二集          506 〔そのとき嫁いだ妹に云ふ〕
・第二集          383 鬼言(幻聴)
・第三集 春と修羅  715   〔道べの粗朶に〕
・第三集 春と修羅  735   饗宴
・第三集 春と修羅  738   はるかな作業
・第三集 春と修羅  740  
・第三集 春と修羅  1015   〔バケツがのぼって〕
・第三集 春と修羅  1022   〔一昨年四月来たときは〕
・第三集 詩稿補遺  おぢいさんの顔は
・第三集 春と修羅  1025   〔燕麦の種子をこぼせば〕
・第三集 春と修羅  1033   悪意
・第三集 春と修羅  1036   燕麦播き
・第三集 春と修羅   
・第三集 春と修羅  1048   〔レアカーを引きナイフをもって〕
・第三集 春と修羅  1066   〔今日こそわたくしは〕
・第三集 詩稿補遺  〔みんなは酸っぱい胡瓜を噛んで〕
・第三集 春と修羅  1077   金策
・第三集 春と修羅  1079   僚友
・第三集 春と修羅  1082   〔あすこの田はねえ〕
・第三集 春と修羅  730ノ2  増水
・第三集 春と修羅  1020   野の師父
・第三集 春と修羅  1021   和風は河谷いっぱいに吹く
・第三集 春と修羅  1088   〔もうはたらくな〕
・第三集 詩稿補遺  〔降る雨はふるし〕
・第三集 春と修羅   台地
・第三集 春と修羅   停留所にてスヰトンを喫す
・第三集 詩稿補遺  心象スケッチ 林中乱思
・第三集 詩稿補遺  〔鉛いろした月光のなかに〕
・文語詩未定稿    〔月光の鉛のなかに〕
・第三集 詩稿補遺  〔そもそも拙者ほんものの清教徒ならば〕
・第三集 詩稿補遺  毘沙門天の宝庫
・第三集 詩稿補遺  
・第三集 詩稿補遺  三月
・第三集 詩稿補遺  会見
・第三集 詩稿補遺  〔あしたはどうなるかわからないなんて〕
・第三集 詩稿補遺  保線工夫
・第三集 詩稿補遺  会食
・第三集 詩稿補遺  〔まあこのそらの雲の量と〕
・第三集 詩稿補遺  〔湯本の方の人たちも〕
・文語詩未定稿    〔馬行き人行き自転車行きて〕
・第三集 詩稿補遺  春曇吉日
・第三集 詩稿補遺  冗語
・第三集 詩稿補遺  〔もう二三べん〕
・第三集 詩稿補遺  〔馬が一疋〕
・文語詩未定稿    スタンレー探険隊に対する二人のコンゴー土人の演説
・補遺詩篇Ⅱ      〔十いくつかの夜とひる〕
             <『新校本宮澤賢治全集第十六巻(上)補遺・資料 草稿通観篇』(筑摩書房)662p~>

             <『新校本宮澤賢治全集第十六巻(上)補遺・資料 草稿通観篇』(筑摩書房)662p~>

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 〒025-0068 岩手県花巻市下幅21-11 鈴木 守
             電話 0198-24-9813
 なお、本書は拙ブログ『宮澤賢治の里より』あるいは『みちのくの山野草』に所収の、
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