長岡市の中心市街地にある堀井商店のベタ基礎工事の段階です。
古い建物ですが、基礎は30センチ×60センチ×20センチの大きな石が土台に沿って敷詰められていました。蔵か何かの石積みしてあった基礎を使っているようです。戦後、これだけの石を使うのはよほどの旦那様の建物だったのでしょう。
これらの礎石を取り除いて砕石や栗石を敷いても転圧しても、この石にかなわないと判断し、そのまわりをぐるりと取り囲むようなベタ基礎を作って補強することにしました。
写真は、石の上を覆うように鉄筋を配置した状態です。
土台下数センチのところまで基礎を立ち上げて石を巻き上げます。
石とベタ基礎が一体となるようにコンクリートを打ち込むのです。
この基礎が完成した後に、本格的に土台を固定し、耐力壁を起こすことができます。
さらに、店舗の大空間の耐震性を確保するように「差し鴨居」による耐震補強が施されます。
仕上がると、古民家風の店舗になるのですが・・乞うご期待!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます