何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

妬まずにはいられない症候群

2009-08-03 21:00:53 | Book Reviews
「妬まずにはいられない症候群」 加藤諦三・著、PHP研究所、1992年10月2日

 本書は『断る力』(p.102)で勝間さんが推薦していたことで、復刻版がPHP文庫として発刊されるに至った。それまではアマゾンの中古本でも、正価をはるかに超える価格がついていた。私はブックオフで原書を200円で購入。

p.136 自分は自分、他人は他人というように自我境界が鮮明であれば嫉妬もない。

p.143 心理的に大人になるということは、そのような挫折体験を消化するということなのである。

p.145 妬んでいる人は、自分の人生を浪費していることに気がついていない。

p.155 妬むか妬まないかはその人の性格であり、情緒的成熟の問題である。その人が自分に満足しているか、満足していないかである。

p.189 妬み深い性格を直すには、まず自分のした仕事の成果を評価することである。自分の努力を評価することである。

p.202 自己蔑視した人は結果ばかり見ている人である。過程を見れば自分を別紙する必要のないことは沢山ある。

p.208 己を発見出来た者は人を妬む必要がない。また劣等感を持たないものは人を妬まない。自分の目標がはっきりとして、それに向かって歩いているものは人を妬まない。
 自分の好きなことをしている人は、成功しても失敗しても人を妬む必要がない。

p.211-2 妬んでいるよりも自分の関心を追いかけた方が幸せになれる。自分の関心を追いかけてしまえばその人とはあまり心理的に関係なくなる。その人の成功が悔しくないのである。

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