何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

イライラしたときに冷静になる方法

2010-12-11 07:30:42 | Book Reviews
イライラしたときに冷静になる方法」 植西聰・著、扶桑社文庫、2008年3月30日

p.19 イライラは百害あって一利なし

p.21 間違えないでほしいのは、いつも穏やかに見える人は、「イライラする原因がないからイライラしない」のではない、ということです。
 彼らは、イライラする原因があっても、イライラしないでいられる考え方をしているから、イライラしないのです。
 決して、彼らだけ何のトラブルもない世界に生きているわけではないのです。

p.26 イライラしやすい人のもう一つの特徴に、自分の思っていることを口に出せない人ということがあります。

p.35 大切なのは、イライラしないことではなく、イライラした気持ちを切り替えることです。イライラしても、マイナスのエネルギーを増やさずに、プラスに転じることができれば、問題はないのです。

p.41 イライラを防止するためには、まず「世の中は自分の思い通りにならない」という現実を受け入れる事が大切です。
 他人を見てイライラした時は、「みんな違って当たり前。色々な人がいるのが、世の中というものだ」というくらいの気持ちで、気にとめないようにしましょう。

p.60 イライラの原因が、自分にとってイヤな出来事ではなく、自分のためにプラスになることだ、と発想を転換することも、気持ちを変えるのに効果的です。

p.65 でも、怒っても問題は何も解決しません。それどころから、マイナスのエネルギーはあなたのツキを落とすのです。
 そういうときにオススメなのが、「神さまが見ている」と考えることです。「神さまが見ている。悪いことをしてこのまま済まされるわけがない」そんなふうに考えると、相手へのイライラがスーっと消えていきやすいのです。

p.73 イライラする場面を、「我慢することを学ぶチャンス」と考え、前向きに気持ちを切り替えることで、問題が解決することがよくあります。

p.79 今日イヤな目に遭った分、明日はいいことがあるだろう。

p.85 何かイライラしたことがあった時、他人や環境のせいにすることは簡単ですが、それでは何も解決しません。自分自身の成長にもつながりません。
 それよりも、「自分が決めたことだから」と考え、責任の一部は自分にもあると認めることです。その状況を受け入れた方が、ずっと気持ちがいいものです。

p.88-9 イライラした時に、「この経験を通じて、神様は自分に何かを教えてくれようとしているのだ」と考えるのも一つの方法です。
 そんな時に、「この経験から何を学べるのか」と考えてみると、違う発見が得られるのではないでしょうか。
 この考え方が身に付くと、イライラだけでなく、怒ったり悲しんだりした時も、穏やかな気持ちで過ごせるようになります。
 そして、心の中にあるマイナスのエネルギーが減るので、運が良くなるのです。


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