何かをすれば何かが変わる

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そして行動を起こし、何かを生み出す。

すかいらーく、上場廃止

2006-06-08 23:21:21 | 思いつくまま
すかいらーく株非公開へ 経営陣が2700億円で取得 (朝日新聞) - goo ニュース

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 東京証券取引所第1部に上場しているファミリーレストラン大手「すかいらーく」は8日、経営陣が自社株をすべて買い取り(マネジメント・バイアウト=MBO)、株式を非公開にすると発表した。全株取得に必要な資金は約2718億円になり、MBOとしては、昨年のアパレル大手「ワールド」の2080億円を上回り国内最大規模となる。今後進めていく事業構造改革に、既存株主の理解を得るのが難しいと判断したため。敵対的買収を防ぐ狙いもあるとみられる。

 創業者の横川竟(きわむ)会長兼最高経営責任者(CEO)ら経営陣が、特別目的会社(SPC)を設立し、自社株を公開買い付け(TOB)する。資金は、野村証券グループの投資会社などが出資する。

 買い付け価格は、ここ6カ月の平均株価を27.4%上回る1株あたり2500円。9日から7月10日までの期間で、議決権ベースで66.67%にあたる約7247万株の買い取りを目指す。買い取り予定数を超える応募があった場合にはすべてを買い取る。すかいらーくと、株式を持つ横川会長ら創業者の4兄弟は買い付けに同意している。

 9月下旬に株式交換も実施し、すかいらーくを完全子会社化後、上場廃止。来年1月にSPCとすかいらーくが合併し、新生すかいらーくが誕生する予定だ。経営は引き続き横川会長らがあたるほか、SPCに出資するファンドも取締役を出す。

 8日、会見した横川会長は「成長力に陰りが出てきており、抜本的な改革が必要。しかしその過程を株主に理解してもらうことは困難」と話し、MBOを決断したという。改革期間は3~4年を想定。その後の再上場は「選択肢の一つ」(横川会長)としている。
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 上場廃止って、けっしてできないことじゃないじゃない。生産性をもたないまま、公開し続けるということは、株主を欺くとこになりはしないか、と考えたのだろうか。
 細々かもしれないが、現状のまま回復を目指そうとする動きもあったことと思う。いったん、非上場の身に降りることは、名のある会社だけに、乗っ取り防止をもおそれたとはいえ、勇気ある決断だと思う。
 どこかの、全く生産性に乏しい状態を放置したまま、上場しようとしている会社があれば、改めて考え直してもらいたいものだ。おそらく、これまで強引に推し進めてきた姿勢を自ら否定できないだろうから、強弁を繰り返すのだろうが 
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