何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

こんなジェネリックはいらない?

2006-02-06 22:29:38 | よくわからないこと
 ニュージェネリックとか、ニュータイプジェネリックと呼ばれる、単なる後発医薬品でなく、先発品にない付加価値をもたせたジェネリックがある。たとえば、小型化しているとか、味を改良したなどというもの。

 この中のひとつの形態として分類されているもので、「倍量規格」と呼ばれるものがある。はたしてこれは、評価すべきものかどうか・・・。

 確かに国の製造承認上は、ジェネリックである。成分も剤形も用途も、先発品以上のものはないので、先発品には属さない。しかし、どこかおかしい。 一般名処方でも代替調剤でも、調剤に供されることはない。 わざわざ先発品にはない、倍量規格の製剤を指定した処方せんの書き方にしないといけない。これでは、ジェネリックメーカーが、少しでも自社品を使ってもらおうとする戦略ではないか。

 1回に2個飲むところを、1個で済ませることができるという利用価値はあるが、先発品を意識して一般名処方を書いても、現行の調剤ルールではこの倍量規格のものが使えることにはならない。代替処方でも同様だ。倍量規格の存在を知っているものだけが、調剤できるというシロモノだ。利用価値があっても、調剤面で特定メーカーの製品を強制させるようなものは、どこか商売優先の、あくどい感じがして、なんか好きになれない。

 ジェネリックは、先発品から容易に移行できて、医療の質を下げずにコストを下げるものだ。 一般名処方や代替調剤は、先発品も選択できる余地を持っているのであるが、この倍量規格はそれができない。 ジェネリックメーカーのものを使わざるをえない。

 果たしてこのような存在はいかがなものであろうか 
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違法行為の影に、利益追求は常識か

2006-02-06 22:08:38 | 思いつくまま
東横イン社長謝罪「全部私の責任」 改造経緯、言葉濁す (朝日新聞) - goo ニュース

 なぁーにが「 利益追求でした 」っつうの。そんなことわかっていただろうに。
 金儲けのためには、検査後の改造は日常茶飯事、身障者への配慮は無視、職員は低賃金で使い、自分は改造した豪邸にいるとは、いい気なもんだ。
 社長という権限に、誰も異を唱えることはできないのだろうか。専務や常務や取締役はいったい何なのか。ご機嫌取りか、無能の集まりか、と言いたくなる。それとも、何かを握られているのか。取り巻きたるものの使命とは何か。

 この社長、時間の問題で辞任することだろう。しかし、役員とて無罪じゃない。悪事を知っていながら防ぐことはできなかったのだから、後追いで退任することが強く望まれる 
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