何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

勝っても喜べないインド戦

2006-02-23 08:56:29 | よくわからないこと
 先日、不届きな若者によってウサギが蹴り殺された事件があった。
-----転載ここから
 東京都江東区の小学校で児童が飼育していたウサギをけり殺し、運河に捨てたとして、警視庁少年事件課は動物愛護法違反などの疑いで、同区の無職少年(18)を逮捕、別の窃盗事件で逮捕されたいずれも十八歳の無職少年二人を追送検した。三人は「ゲームのつもりで面白半分にやった」と供述。一緒にいたグループの少年一人が「かわいそうだからやめてくれ」と泣きながら訴えたが聞き入れず、けり続けたという。

 公園では約十五分間、ウサギを取り囲み、逃げようとするとけって虐待を加えていた。三人はオートバイ盗やひったくりを繰り返していたグループの一員で、うち二人は同校の卒業生だった。けるのをやめるように訴えた少年は別の小学校で動物の飼育係だったという。少年三人は「最初は面白半分だったがエスカレートしてしまった。サッカーのインサイドキックやボレーシュートのようにけった」と供述しているという。

 死んだウサギはオスで名前は「ゆきのすけ」。辰巳小で約四年前から飼われ、命の大切さの教育にも活用されていた。「ゆきのすけ」がいなくなってから、児童たちは手作りポスターを周辺に張るなどして必死に捜した。並木明校長は「子供たちには『いつかは帰ってくる』『どこかで飼われている』と話していた。非常に残念。それ以上何も言えない」と話した。 (産経新聞) - 2月16日
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 命の大切さを学ぶのに、動物を飼育するということは、とても重要なことのように思う。

 さて、昨夜のサッカーのアジアカップ予選のインド戦。戦前の予想では、2桁得点も期待していいのでは、などと景気のよすぎる話も出ていた。確かにFIFAランキングに100位くらいの差もあると、そんな思いが出てくるのも現実なのだろう。

 しかし力の差が歴然としている相手に対して、そこまでボコボコにしてうれしいかというと、いまひとつ私は喜べない。手を抜け、とは言わない。それはそれで相手に失礼だろう。6対0で大勝しても、満足感というものにどこか欠ける。単に順当勝ちしたからにすぎないのだろうか。ラグビーでも野球でも、大差の試合ってある。スポーツって、そんなものだろうか。課題を持って取り組んだことだろうが、ワールドカップを目前にチームの整備を図る意味では、物足りなさが残った。

 弱いものイジメをして喜んでいる、とは言わないが、戦う前から楽勝ムードで、見下していたような感があり、消化試合にすぎないような思いでいたのであれば恥ずかしさのようなものも残る 
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