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丹後半島世屋高原で見かけた黒い実の木、葉を見るとコナラそっくりです。ハハソコナラ、クヌギなどの古い呼び方で深山に生えるコナラのような木という意味です。同様にミヤマホウソの別名もあります。
ミヤマハハソは、葉こそコナラに似ていますが、それとはまったく異なる仲間のアワブキ科アワブキ属です。
5~6月、垂れ下がった花穂に、淡黄色の小さい花をややまばらな円錐状につけます。 (07年6月12日記事)9~10月に黒く熟す果実は核果で、直径3~4mm、円錐状にまばらにつき垂れ下がります。この葉と実の取り合わせで見ると、この古風な名前も案外覚えやすい感じです。