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去年の暮れごろ、散歩道で白い綿を見かけて、農婦に声をかけ写真を撮らせてもらったその畑に、今年もワタ(アオイ科ワタ属)が植えられていて、淡い黄色の花をつけていました。
アジア原産で、綿をとるために畑に栽培される1年草。茎は直立し高さは60cmくらいになります。花は秋、径4cmくらいで淡黄色、フヨウ独特の柔らかい花びらでなかなかきれいです。花の下には紫色を帯びた3個の苞葉があります。葉の下にはもう綿毛を詰め込んだ丸いさく果が膨らんでいます。
さく果は裂開すると、中に種子を包む白く長い毛があって、これで綿糸をつむぎ、種子からは油をとります。
最も古い繊維植物のひとつで、紀元前2000年ごろすでに実用にされ、日本へは延暦18年(799)に渡来したとあります。
綿をとったり、油をしぼったりするほどの量でもないのに、畑の一角に毎年植えられているワタ、いったい何のために植えているのかといぶかりながら花の写真を撮らせてもらいました。
去年の暮れごろ、散歩道で白い綿を見かけて、農婦に声をかけ写真を撮らせてもらったその畑に、今年もワタ(アオイ科ワタ属)が植えられていて、淡い黄色の花をつけていました。
アジア原産で、綿をとるために畑に栽培される1年草。茎は直立し高さは60cmくらいになります。花は秋、径4cmくらいで淡黄色、フヨウ独特の柔らかい花びらでなかなかきれいです。花の下には紫色を帯びた3個の苞葉があります。葉の下にはもう綿毛を詰め込んだ丸いさく果が膨らんでいます。
さく果は裂開すると、中に種子を包む白く長い毛があって、これで綿糸をつむぎ、種子からは油をとります。
最も古い繊維植物のひとつで、紀元前2000年ごろすでに実用にされ、日本へは延暦18年(799)に渡来したとあります。
綿をとったり、油をしぼったりするほどの量でもないのに、畑の一角に毎年植えられているワタ、いったい何のために植えているのかといぶかりながら花の写真を撮らせてもらいました。