サクラタデ:桜蓼 (出色のタデの花) 2007-10-10 07:08:11 | 植物観察1日1題 高槻北部、ある谷沿いの湿地にサクラタデ:桜蓼(タデ科タデ属)の群生を見ました。 淡い紅色の花が桜に似ているのでこの名があり、小さくて地味な花が多い日本のタデの仲間ではもっとも花が大きく美しい品種です。 水辺は湿地に生える多年草で、高さは50~100cm、互生する葉の長さ7~13cmの披針形で裏面に腺点があります。 雌雄別株で、花期は8~10月、直径4~5mmの淡紅色の花を穂状につけます。花弁はなく、萼が深く5裂します。 間近く寄って楽しみたい花です。