酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

ビジネスマンと時計

2022-05-15 18:11:02 | Weblog
ずいぶん前、若い部下が腕時計をしていないことに気がつきました。
ビジネスマンの常識として腕時計を着けるのは常識だと思っていたので、安物でもいいから着用するよう強くアドバイスしました。
まあ強制はできませんし、言うことも聞きませんでしたが。

時間はスマホで見ればいいということなのでしょう。
でも、お客様との打ち合わせ中でスマホで時間を確認するのはいかがなものか。
社内であっても役員クラスとの会議でスマホ見るのは失礼でしょう。
壁には必ず時計があるとは限りません。
こっそりと腕時計を見て時間を確認するだけでなく、無駄に長引いた打ち合わせ中に腕時計を見る仕草を相手に見せることで、相手から打ち合わせを切り上げる空気を作ってもらう、そんなこともビジネステクニックの一つです。

私は腕時計が嫌いなので(なんか邪魔)、仕事中しか腕時計はしません。
休日に腕時計をするのは冠婚葬祭などで、時間をきっちりしないといけない時だけです。
仕事中の腕時計は、着けたくないけど常識なので着用していました。

いつまでも腕時計をする気のない部下を見て、最近の若いやつは常識がないと呆れ半分でいました。
しかし、その数年後に配属された部下も腕時計をしていませんでした。
その人は、それなりの年齢の人でした。
聞くと、もう10年以上腕時計はしていないとのこと。

うーむ。
どうやら私より下の世代は、ビジネスシーンでの腕時計が常識ではないようです。
それ以来、部下に腕時計をつけるようには言わなくなりました。
そしてコロナ蔓延を機に手洗いを頻繁に(しかも念入りに)するようになったので、衛生面から私も腕時計を外しました。


今となっては隠居しちゃったのでどうでもいいのですが、ビジネスマナーとしての腕時計ってどうなんですかね。
ネクタイほどではないけど、様式美に近いものだと思うのです。
時間はスマホで見れるとはいえ、こっそり見る必要性を感じないのかしら。
メールが届いたふりしてスマホで時間を見ることもできますが、それ自体(相手がいる状態でスマホを見る行為)が失礼な気もします。

このあたりは世代だけではなく育ってきた業界によっても、だいぶ意見が違うんでしょうね。
そういえば腕時計をしない部下と、腕時計着用者の出身業界は違っていたな。
固い業界・古い業界にいた部下は着用、そうでない部下は無着用でした。
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