酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

都知事選に思う

2014-02-11 08:19:55 | Weblog
私の予想よりもはるかに桝添さんが強く、細川さんは伸びなかった。
雪のせいもあるでしょうけど、天候に恵まれても投票率は伸び悩んだでしょうね。
本当に盛り上がりに欠ける選挙戦でした。


やはり脱原発票は宇都宮さんと細川さんに別れて共倒れでしたが、もし候補者を一本化できたとしても無理でした。
接戦にはなったでしょうけど、一本化することでかえってシラけて離れる人もいたでしょうから、今回の数字より大きく票を伸ばすことはなかったと思います。

個人的には田母神さんがまとまった票を得たのがちょっと怖い・・・。
あの主張で61万票かよ・・・。


しかし、細川さんのブランクは想像以上に大きかったようです。
20代・30代の細川さんの支持がかなり少ない。

考えてみたら細川さんが政界引退をしたのは1998年、もう16年前です。
25歳の人から見たら小学4年生の時には引退した人ですから、全く知らない人、あるいは歴史上の人物に近い人、という感覚なのでしょう。
小泉元総理の神通力も若い世代には全く通用しないようですし、時代が変わったことをあらためて感じました。
(というか、要するに私が年取ったってこと)


ラジオ番組「たまむすび」で博多花丸大吉の大吉さんが、今の20代はテレビを見ない、それはテレビ番組が30代以上向けにしか作られていなくて、それを若者が見てもつまらない、その積み重ねで見ない、という言葉にショックを受けていました。

「観ないっていうのは、面白くないんだろうな、とばっかり思ってたんです。でも、そうじゃなくて、やってることの意味が分からないって言われるとは思ってなかった。」

これは芸人さんにとってはショックでしょう。
聞いていた赤江珠代アナも相当ショックを受けていました。
これが多数意見だとしたら、まずテレビを見ることからはじめないといけないわけです。
「いい番組・面白い番組を作れば見てくれる」という、今までの考え方では通用しないわけですから、そりゃショックでしょう。


今回の細川さんも、若い人から見たら同じように「意味が分からない人」と見られていたのかな。
脱原発票は宇都宮さんと分け合うというハンデがあるうえに、若者層からこういった目で見られてたんじゃダブルスコア敗退にもなるよね・・・。

正直、細川さんは東北でオリンピックとか、トンデモ政策を口走っていましたし、政策発表までゴタついたし、準備不足は明らか。
しかも、高齢で過去の人。
そう考えたら舛添さん211万票、宇都宮さん98万票、細川さん95万票は納得できるかな。



大吉さんの件はこちら。
http://www.minp-matome.jp/pub/3a2b7ac6de184cc4e100a7075849bd68


細川さんも、若年層に弱かったとしても高齢者に好かれれば勝機はあったのでしょうけど、桝添さんは年齢層が上がるほど支持率が増えていたそうですから、ダブルスコアになるのもむべなるかなってとこでしょうか。

あー、これで3人続いて私の嫌いな人が都知事か・・・。
鬱々しますが、予想に反していい仕事をしてくれることを願います。
コメント
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