酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

5年後の教科書

2012-06-30 07:38:30 | Weblog
キンドルでは身近に感じられなかった電子書籍ですが、iPadの登場で急に身近になってきました。
全日空では全てのCAさんにiPadを配布し、マニュアルはiPadに入っているそうで軽量化と利便性向上がはかれたようです。

紙媒体ならではの良さもあります。
しかし、その良さを良さとして感じる人って、紙媒体で育った世代だけのような気がします。

5年後には大学のテキストの電子化はかなり進んでいると思います。
小学校生などでは扱い方(子どもはすぐ壊しそう)などの面からまだまだ紙媒体の教科書が続くでしょうけど、学年が上がるほど教科書の量も増えますから、どんどん電子化のメリットが出てくるはずです。

そうやって電子教科書が普及してくると、紙の教科書ならではの良さを感じることは少なくなるでしょうし、急速に教科書の電子化が進むと思います。

考えてみたら、紙の教科書の良さってなんでしょうか。
気軽に手にできる、落としても壊れない、パラパラめくって探すときに便利、所有する喜びがある。
こんなところかな。
これらは装置の進化や慣れでメリットとではなくなるものばかりで、余裕する喜びにしてもそれが必要な書籍はごく一部ですから、週刊誌や教科書のように所有することではなく内容が大切なものは、あるきっかけを境に急速に電子化するような気がします。

印刷物は音楽CDのように物として持つ喜びがあります。
でも、それを喜びとして感じない世代がこれからは増えてくるんでしょうね。
それは時代の流れですからしかたがないことです。
印刷物がゼロになることはないでしょうけど、かなり減っていくのは明らかです。
コメント
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