酒タバコ肥満撲滅委員会

市民マラソンを楽しみながら、酒とタバコと肥満は嫌いだ、と呟く日常をうだうだと。

ランナーと天気

2009-11-07 09:35:02 | マラソンあれこれ
マラソンシーズンが始まりました。
ランナーの敵は、雨と風です。
両方とも嫌なものですが、ダブルで来ると最悪です。
小雨でも風が吹くと、とたんに身体が冷えて困ります。
風さえなければ、小雨程度なら意外と気にならないものです(降らない方が良いけど)。

意外なのが好天です。
冬場にぽかっとくる暖かい一日などは、けっこうランナーを苦しめます。
身体が寒さモードになっている状態で急に暖かくなると、脱水で倒れる人も出たりします。
同じ20℃でも5月以降の20℃と冬場の20℃では、身体の対応が違ってくるんですね。
ですから、夏場の大会を目指す人は、暑熱順化といって身体を暑さに慣らす練習を意識的にします。
要するに、暑いときに走って汗をかきやすい夏向けの身体にするわけです。

温度だけではなく湿度も関係しますので、同じ30℃でも湿度で感じ方が違ってきます。
私は6月に喜多マラソンという大会でフルマラソンを走っているのですが、6月はさほど気温的には高くないけど湿度が高いし、身体も暑さになれていないので、この大会が一番しんどいです。
実際、過去4回のうち2回もリタイヤしています。

マラソンは冬場のスポーツです。
8月の北海道マラソンが定着してからは、冬限定スポーツから脱却しましたが、それでもシーズンは11月から2月がメインです。
寒すぎると、走って発生する熱量よりも外気での冷えが勝り、良い結果が出ません。
一説によると、マラソンの最適気温は12℃とも言われています。
ただ、寒い分にはウエアを工夫することによって、ある程度は対応できます。
真冬のマラソン中継で、女子選手が肩から手首までをカバーしている人がいますが、あれは寒さ対策です。
あまり男子では見かけないので、女性の方が冷えるのかしら。

大会会場までマラソンシューズで移動する人もいますが、マラソンシューズは通気性が良く足が冷えるので、私はシューズの中に入れるカイロを使っています(当然ですが走るときは取ります)。
走り出すと、足は意外と寒さを感じません。
でも、手は敏感なので、冬場のマラソンでは手袋は必需品です。
末端が冷えると辛いんですよ。

市民ランナーの場合は、後半で歩く人も多いので、最適気温は12℃ではなくもう少し上でしょうね。
市民マラソンの場合は制限時間が5時間から7時間と長いので、最初の3時間位は12℃前後で、その後じわじわと気温が上がる展開だと、後方で歩く人も寒い思いをしないので理想的です。
でもまあ、暑くても寒くても、それも含めて戦うのがマラソンですが。
コメント
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