“風の道草” ・ かぜのみちくさ View Japan-景趣- 3

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☆・$ドル 対 人民元

2005年05月27日 | 中国・韓国・北朝
ひと言・( $ドル 対 人民元 )

アメリカ議会やブッシュ政権は中国に対して、ドル($)に対して人民元の為替、切り上げを求めている。

中国側は、今年の年末頃、何らかの結論を出したい希望のようであるが、果たしてどうなるのか・・・?

当然ながら私見ですが、中国が為替レートを変えても、アメリカの 対中貿易赤字が増えはしても、減る事は無いと思う。

返って、悪化すると思います、そもそも、アメリカから中国へ輸出する品目が、殆んど変わらないと思うからです。

アメリカ政府も、貿易赤字が減るとは思っていないでしょう、では、どうして、人民元の切り上げを求めているのか・・・?

大きく分けて、二つの理由が考えられる。一つは、国民向けであり、国内の製造業者などに対しての配慮と云える。

もう一つが、マネーゲーム資本家集団の画策が後ろにある、多くの投機が、アメリカから中国に以前から流れている。要するに、人民元が切り上がって為替差益を当て込んだ投機である。

これらの投資資本は、投資会社が運営を任されているに過ぎない、ですから、資金提供者に利益還元しなくては、いけないのだが、未だに人民元が切り上がらないので、引くに引けない、そう云った事だと思う。

投機の中身は何かと言えば、日本のバブル時と同じと言える、不動産と株式である、預貯金に付いては、何にも書けません。
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では、人民元の切り上げで一番利益が出そうなのはどこか、東南アジア諸国、中南米諸国とカナダと言えるのではないか。まず、これらの国は、現在よりも価格競争で有利に成るからです。

色んな思惑がうごめいているでしょう、しかし、中国は強(したた)かですから、為替レートを替えたとしても、数パーセントと言えるのでは、そんな気がします。
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Memo : 中国共産党中央組織部・発表によると、昨年新たに 241万8千人の共産党の党員が増えた、現在、6960万3千人 となった。
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2005年 5月26日 -景趣-


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