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皇后さま、77歳の誕生日(喜寿)を迎えられました 2011年10月20日

2011年10月20日 | オアシス 

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※- 皇后さま、77歳の誕生日(喜寿)を迎えられました 2011年10月20日

10月20日-NHK website- : 皇后さまは、誕生日にあたり、記者の質問に文書で回答を寄せられました。

この中で皇后さまは、この1年を「日本の各地が大きな災害に襲われた、悲しみの多い年でした」と振り返った上で、「3.11・東日本大震災」について、「ともすれば希望を失い、無力感にとらわれがちになる自分と戦うところから始めねばなりませんでした」と、発生当初の気持ちを明かされました。

しかし、その後、多くの日本人が静かに現実を受け止め、助け合い譲り合いつつ事態に対処したことが気持ちの支えになったとした上で、「自分の持ち場で精一杯自分を役立てようとしている人、仮に被災現場と離れた所にいても、その場その場で自分の務めを心をこめて果たすことで、被災者との連帯を感じていたと思われる人々が実に多くあり、こうした目に見えぬ絆が人々を結び、社会を支えている私たちの国の実相を、誇らしく感じました」とつづられました。

そして、「犠牲者の遺族、被災者の一人一人が、どんなに深い悲しみを負い、多くを忍んで日々を過ごしているかを思い、犠牲者の冥福を祈り、又、厳しい日々を生き抜いている人々、別けても生活の激変に耐え、一生懸命に生きている子どもたちが、一日も早く日常を取り戻せるよう、平穏な日々の再来を祈っています」と述べられました。

一方、前立腺がんや、心臓の周りの冠動脈の狭さくに伴う治療を続ける天皇陛下と、けい椎症による肩や腕の痛みで、一時公務を取りやめた、ご自身の体調については、「陛下も私も、時に体におこる不具合に対処する一方で、今持っている体力があまり急速に衰えぬよう体に負荷をかけることも必要な、少ししんどい年令に来ているかと感じています」と記されました。

皇后さまは、また、被災地の人々の気丈な姿にも勇気づけられたとして、震災から9日後の3月20日の朝のニュースで放送された郵便配達員にも触れられました。

皇后さまは、津波で壊滅的な被害を受けた沿岸部の集落で業務を再開した郵便配達員について、「まばらに人が出ている道で、一人一人宛名の人を確かめては、言葉をかけ、手紙を配っていました」と紹介し、「『自分が動き始めたことで、少しでも人々が安心してくれている。よい仕事についた』と笑顔で話しており、この時ふと、復興が始まっている、と感じました」とつづられました

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