Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

真夏の「穂高」に浸る

2007年08月16日 | Mountain summer
               「山並」

今年の夏の山行は「穂高」に決め、カミさんと岳沢に向かった。
岳沢~天狗沢~ジャンダルム~奥穂~前穂~岳沢は穂高のバリエーションルート。
天気の安定した穂高で、存分に岩稜登山を堪能した。


早朝の上高地バスターミナル、昼間は人で一杯になるんだろうな


河童橋付近からの穂高連峰


岳沢のキャンプ場と上高地の眺め


ミヤマシシウドと天狗の頭


天狗沢のきれいな草付き


岩稜帯より望んだ槍が岳


ジャンダルムピークと奥穂


ロバの耳の悪い登下降路


美しいナイフリッジの馬ノ背、見た目より快適な登攀ができる


ジャンダルムから西穂、焼岳の展望


奥穂ピークからの槍が岳の勇姿


吊り尾根と前穂高岳


涸沢と前穂北尾根


紀美子平から重太郎新道を俯瞰


朝焼けの焼岳と乗鞍


世話になった岳沢ヒュッテ、早期の再建を願う

記録
  日程   8/12(日)~8/14(火)
  場所   北アルプス 穂高岳             
  目的   ピークハント
  メンバー カミさんと二人

行程    8/12(日)晴れ 
        0:30 自宅発 → 飛騨清見IC → 高山 → 
        4:30 平湯温泉アカンダナ駐車場→ バス → 6:30 上高地
        7:30 入山(1505m)
           ・朝早くから観光客が大勢いる
           ・岳沢ヒュッテの営業は売店とテント管理のみ
           ・登山者まばら、静かな岳沢への登山道を行く
        11:00 岳沢ヒュッテ(2160m)
           ・ここでテント設営、天場は5分ほど上がった登山道脇
             水1L 100円也 トイレ一回100円
           ・設営完了後天狗沢を散策/偵察。
           ・ベースに戻り、木陰でビール飲んでくつろぐ
           ・日差しが強く、やや熱中症気味
           ・夕方テント泊登山者続々と到着、
            皆さん天場確保に苦労していた
     8/13(月)晴れ
        1:50 起床
        3:50 ベース出発(2160m)
           ・ヘッテンつけて登高開始、水2L持参する
           ・親子3人パーティーも天狗沢を行く、
            彼らは西穂を往復の予定
           ・草付きの歩きやすい登山道を行く、2400mあたりで夜が明ける
           ・2600mあたりからザレた沢に入る、浮き石多く悪い
           ・天狗のコル下残り100mは特に悪い、落石を起こさぬように慎重に登る
           ・天狗沢は下降路には不適と考える、
            このルートはあくまでエスケープルートとして考えた方がいい
        6:30 天狗のコル(2750m)
           ・ビバークパーティと会う、
            昨日西穂ロープウェイの混雑で行程が狂ったようだ
           ・コルは冷たい強風が吹き抜けている
           ・長い登高が始まる、鎖場もあるが問題なし
        8:20 ジャンダルム (3163m)登頂
           ・快晴のピーク、北アルプス360度の大展望
           ・ぼちぼちと奥穂~西穂の縦走者とすれ違う
           ・その中でジャンダルムを直登フリーソロしていたパーティあり、
            僕もやってみたかった
           ・ジャンのトラバースから馬ノ背までが核心、
            特にロバの耳下降が最も悪い縦走路
           ・馬ノ背は露出感があり、とても楽しい岩稜登攀(2級程度)
        10:00 奥穂高岳 (3190m)登頂
           ・たくさんの登頂者で賑わうピーク
        10:45 奥穂高岳 (3190m)出発
           ・長い吊り尾根を下降
           ・北尾根と涸沢を時折望みながらいく
        12:20 紀美子平 (2900m)
           ・多くの登山者が休息、長野県警の3人パーティがパトロールしてくれていた
           ・カミさんと相談して、体力消耗と時間を考え前穂ピークは諦める
           ・急降下の重太郎新道を行く、悪くはないがミスは許されない、慎重に行く
           ・熱中症気味で頭が痛む
        15:20 ベース着(2160m)
           ・テン場は多くが撤収されてテントまばら、静かな岳沢となる
           ・消耗した悪い体調でビール、旨かったが後で悪酔いする(反省)
           ・なんとか食事を流し込んで寝る
           ・満天の星空、ペルセウス流星群もあり、カミさんはせっせと写真撮影
     8/14(火)晴れ
        5:00 起床
           ・体調回復、ゆっくり朝食をとってBC撤収
        8:45 下降開始
        11:30 上高地(1505m)下山
            → バス → 
        12:30 アカンダナ駐車場 → 平湯温泉郷で入浴 → 関ヶ原IC → 
        8:00 自宅着

ルート図

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2 コメント

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Unknown (hutan-orang)
2007-08-21 11:23:54
あー、ステキな写真の数々、感嘆のため息が出ます。
文章中の親子連れ、子どもはいくつぐらいでしたか?
Unknown (bigover)
2007-08-21 13:30:53
hutan-orangさん、コメント有り難うございます。
天気がよかったので、おかげさまでいい山行が出来ました。
親子連れのお子さん?は中学生ぐらい、ちょっと言葉とかに障害がある方でした。
ご両親に叱咤されながら、それでもしっかりとした足取りで岩稜を行かれました。
hutan-orangさんちも、はやく親子で山登り出来るといいですよね。
また遊びにきてください。

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