Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

ケリ-2

2007年07月11日 | Whim research
この「ケリ」という鳥、鳴き声も特長があるが、飛んでいる姿もきれいである。
外側の羽毛は地味な茶色だが、内側は白く羽の先端の黒とのコントラストがよく目立つ。
くちばしと長い足の黄色も映える。
田んぼの巣に近づくと近くまで飛んできて、このきれいな飛揚が観察出来る。

大変気が強いようで、ヒナや巣に近づくと鳥だろうが犬だろうが、人だろうが容赦なく威嚇してくる。
でも意外な事に、身近な水田で巣を作ったりする割には、生態などまだよくわからない事が多いらしい。
冬には数十羽の群れでいるらしいが、案外神経質な気の小さな鳥なのかもしれない。
こうしたデリケートな鳥の観察は、研究家でも難しいのだろう。

日本野鳥の会では、こうした野鳥などの野生生物との関わりごとについて、注意事項を紹介しているので掲載しときます。

▼次の言葉を標語として、観察ノートに掲載しておくのもよいでしょう。
これは(財)日本野鳥の会の標語です。
や :野外活動、無理なく楽しく
さ :採集はしないで、自然はそのままに
し :静かに、そーっと
い :一本道、道からはずれないで
き :着るものにもひと工夫(色はめだたないものを)
も :持って帰ろう、思い出とゴミ
ち :近づかないで野鳥の巣

動植物と接する時は「やさしいきもち」で、これは基本ですな!