『ベースキャンプ』
(剣沢にて 2014.4撮影)
大型連休前半”チ~ム Bigover” は、剣沢に入山。
目的は、あこがれの剣沢にベースキャンプ張って、別山沢を山岳スキーすること。
帰路の雷鳥沢滑降は、斜面が固くほとんど滑れなかったが、
充実した山行を行なえた事に満足している。
山行記録
山域 北アルプス劔立山周辺
目的 山スキー山行
日程 2014年4月26~28日
メンバー ”チ~ム Bigover” の2名
登山口 立山アルペンルート 室堂ターミナル
ルート概況 ・累積標高(上り): 1800m ・累積標高(下り): 1800m ・総歩行距離;15.0km
・行程時間 1日目 5.5h 2日目 9.0h 3日目 7.0h
・ルート状況 積雪期・未整備ルート 積雪5.0m(新雪なし)
・山行形態 BC方式(ビバーク装備有り)山スキー登山
行程
4/26(土) 自宅深夜発→彦根IC→富山IC→立山駅 P→室堂駅
1日目 入山 室堂登山口(2432m)~雷鳥平(2277m)~劔御前小屋(2760m)~
剣沢小屋(2530m)~BC設営(テント泊)
2日目 BC発(2530m)~別山尾根のコル(2662m)~別山沢滑降~
剣沢雪渓出合(1860m)~BC着(2530m)(テント泊)
3日目 BC発(2530m)~劔御前小屋(2760m)~雷鳥平(2277m)~
下山 室堂登山口(2432m)
室堂駅→立山駅 P→富山IC→彦根IC→自宅 帰宅
4日目 予備日
トレース地図
○ ○ ○ ○ ○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○ ○ ○ ○ ○
GWシーズンに剣沢に入山するのは、何年ぶりだろうか。
十数年前、かつて所属していた山岳会のメンバーと、劔合宿を行なって以来だ。
その時は、源次郎尾根登攀を狙っていたが、天候がひどく荒れてこれを中止し、
吹雪の中、別山の尾根をトレースした思い出がある。
今回はカミさんと二人、この別山の尾根に乗っかり、
そこから別山沢を滑降する計画を立てた。
僕ら二人にとっては、なかなかBIGな計画だ。
27日の朝は、好天でよく冷えて雪面は凍っていた。
朝一番、BCからこのコル目指して、急斜面をアイゼン登高する。
尾根から眺めるこの別山沢は、2660mのコルから一直線に800m落ちるご機嫌な沢だ。
もちろん、この沢のスキー滑降は初見だ。
出だしの50mは傾斜40度を超え、僕らのスキー技量でいきなり飛び込むのは、
リスクが大きかった。
日が上がり、雪が緩むのをじっと待つ。
その間、劔山塊を眺め、雷鳥と遊ぶ。
1時間半ほどコル周辺で過ごして、いよいよ緊張のエントリーだ。
沢はノーシュプール、一枚の無傷の雪面がある。
かなりびびりの入ったドロップインだった。
でも、誰も見てないし、不格好だろうが何だろうが、最初はひたすら横滑り。
ようやく慣れた頃に最初のターンを決めた後は、
もう極上のスキー滑降だった。
剣沢と合流した後は、剣沢を800mを登り返し。
そして、静かで美しいベースキャンプに帰る。
安定したキャンプで過ごす、極上の時間。
幸せな時空間が、ここにはあった。
十数年前、かつて所属していた山岳会のメンバーと、劔合宿を行なって以来だ。
その時は、源次郎尾根登攀を狙っていたが、天候がひどく荒れてこれを中止し、
吹雪の中、別山の尾根をトレースした思い出がある。
今回はカミさんと二人、この別山の尾根に乗っかり、
そこから別山沢を滑降する計画を立てた。
僕ら二人にとっては、なかなかBIGな計画だ。
27日の朝は、好天でよく冷えて雪面は凍っていた。
朝一番、BCからこのコル目指して、急斜面をアイゼン登高する。
尾根から眺めるこの別山沢は、2660mのコルから一直線に800m落ちるご機嫌な沢だ。
もちろん、この沢のスキー滑降は初見だ。
出だしの50mは傾斜40度を超え、僕らのスキー技量でいきなり飛び込むのは、
リスクが大きかった。
日が上がり、雪が緩むのをじっと待つ。
その間、劔山塊を眺め、雷鳥と遊ぶ。
1時間半ほどコル周辺で過ごして、いよいよ緊張のエントリーだ。
沢はノーシュプール、一枚の無傷の雪面がある。
かなりびびりの入ったドロップインだった。
でも、誰も見てないし、不格好だろうが何だろうが、最初はひたすら横滑り。
ようやく慣れた頃に最初のターンを決めた後は、
もう極上のスキー滑降だった。
剣沢と合流した後は、剣沢を800mを登り返し。
そして、静かで美しいベースキャンプに帰る。
安定したキャンプで過ごす、極上の時間。
幸せな時空間が、ここにはあった。
ヤマレコ記録はこちら(写真/行程詳細記載)
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