Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

初経験

2007年11月02日 | life

僕は子供の頃から生き物が好きで、今までにいろいろ飼ってきた。
犬、魚、亀、カエル、モンシロチョウ、カブトムシ、クワガタ、鈴虫・・・。
現在は家にかめ3匹と金魚一匹、実家では小型犬一匹がいる。
特に犬は大好きで、これまでに三頭飼って来たし、他所の飼い犬でもすぐ仲良くなれる。

でも親が猫嫌いだったせいもあって、今まで猫だけは飼った事が無かった。
僕にとって、猫は嫌いではないが扱い方が判らぬ得体の知れない動物である。
カミさんも大の猫好きなんだが、これも今まで飼った経験は無いようだ。

そんな我が家に突然猫がやって来た。

写真のこいつが、この夏頃から居候を極め込んでいるその猫である。
獣医の話では、今年の6月頃に生まれた猫で、この時はまだ正真正銘の野良であった。
お腹すかしてにゃ~ニャ~寄ってくるので、そのうち愛着がわいて、
なんだかんだで結局うちで飼うはめになった。

しかし、生き物を飼うということはそんな簡単ではない。
飼う以上餌だけやるという訳にもいかず、家に入れる以上トイレのしつけや病気や蚤なんかの対策もいる。
雌なので、来月には避妊手術もしなければならない。
思った以上にお金が掛る。

加えて猫というのは結構気まぐれで、勝手に外へ遊びに行くし”お手”や”おすわり”も覚えてはくれない。
犬と違って人と主従関係は結ばないようだ。
可愛がってやろうと手を伸ばすと、「さわんニャ」と言わんばかしにこっちをにらんで僕を嫌うように逃げる。
そんな時には悲しいを通り越して、小さな怒りさえ感じる。

でも時間の経過とはえらいもんで、ふた月ほど一緒に生活していると、
向こうもこっちもそれなりにいい関係が作れるようになって来た。
最近ではこんな風に、膝上でゴロニャンとされるようにもなって来た。
こうなると猫も僕も、もう幸せいっぱいである。
これだけですべて許される、とってもお得な奴であることは間違いなさそうである。
最近ではカミさんとこいつをどこで寝かすかとか、えさは何がいいとかそんな事ばっかしが日常の会話になっている。
(特にカミさんは一生懸命である)

猫を飼うのは初経験だが毎日が意外に楽しく、この猫からはいい刺激と癒しを戴いている。
これからもこいつといい付き合いが続けられればと、僕はまじめに願うのである。