Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

読書の秋

2005年09月06日 | life
昨夜仕事帰りに、市内の大型書店に行った。
ここに行くのは久しぶりでもあった。
お目当ては、その日発売の『ロック&スノー029』。
行くと新刊にもかかわらず、既にコーナーの片隅に追いやられている同書を発見。
クライミングのマイナー度を感じながらも、とりあえずあったことに安堵して、これを購入した。

せっかくなので、店内をうろうろする。
新しい本を見つけて手にとって眺めるのは、いつも楽しいものだ。
セラピーものからスポーツ関係、当然山岳書もチェックする。
しかし、この関係の書棚に目新しいものはなく、ピンと来るものもなかった。
最後に、仕事に関係する建築・造園の専門書コーナーに寄る。
幸いそこには、今までにはなかった書籍がいくつか見受けられた。

その中の一つに『近自然学』というテキスト大の本があり、これを手にとって流し読みする。
値段を見ると3500円とあり、かなり高いと感じた。
でも、最近落ち着いて読書もしてなかったしいい機会だし、財布の中身を確認して思いきって買うことにした。

内容は現在の地球環境の悪化を懸念し、その改善策を唱ったものだ。
ちょっとまゆつば物のデーターを集めて現状を解説し、未来をかなり悲観的に予想していく。
この書き方、読者に不安をあおるような表現が多く、かなり鼻につく。
でも対策の視点はちょっと面白そうだし、発想の転換にもなりそうである。
そういう点でこの本、期待が持てるかもしれない。
いずれにしても環境問題は、僕にとって興味のある内容である。
はたして悪書なのか良書なのか、じっくり見きわめながら読んでみたい。