Soulful Bigover

「自由」と「ロマン」を求めて、creativeなアウトドアライフをめざす。

水を遡って

2005年04月02日 | essay
今日は、多賀で仕事である。

現場の近くに、幅2メートルくらいの田んぼの用水路がある。
その水路にいま、気持ちいいくらいの水が滔々と流れている。
この水どこからきているのか、ちょっと興味があったので、水路を遡ってみた。

田んぼを縫って流れるこの水路は、1キロ程先で芹川に沿うようになり、やがて合流していた。
水は、ここの水取り堰堤から分水し、かんがいしていたのだ。

この芹川、昔より彦根には馴染みのある川である。
また、水系が短いこともあり河口付近まで清流があり、流れの美しい川でもある。
川中には真っ黒な川鵜が魚をハントしているか、潜ったり浮かんだりしている。
帰りに畦を通ると、小さな草花やツクシが見られた。

いよいよ、動植物が動きだし春も本番である。
気がつけば、月も変わっており、昨日より四月となっている。
季節のうつろいを実感した今日である。