
知り合いの方から新宿文化センターで上演される長嶺ヤス子さんの舞台のチケットを頂き、昨夜友達と行ってきた。
長嶺さんといえば日本におけるフラメンコの第一人者。御歳なんと81歳だそうである。
上演されたのはタイトル「いのち」に「朱色(あけいろ)の細胞」とい副題がついていた。
舞踊劇といったらいいのだろうか、全編音楽で、それに演者の発するタップとカスタネットの音が加わっているだけだった。
前衛的で難解で退屈するかもしれないと思ったのは全くの杞憂だった。
長嶺さんとスペイン人(多分)男性ダンサー二人のダンスに驚嘆し、圧倒され、釘付けになって見入った。
素足で踊る長嶺さんはエネルギッシュで優美でセクシーで、かなり年下の男性ダンサーと恋人同士という設定でも違和感は全くなくきれいだった。
2時間の舞台はあっという間だった。
同行した友達も「素晴らしかった!」と、誘ってくれたことに感謝された。
いえいえ、私にチケットを下さったFさんに感謝!

出口には3名の演者が並んでサインと握手、写真撮影に応えていた。
私も握手して「感動しました」と伝えることができた。
私の前にいた女性が振り返り、そのお顔に見覚えがあり思わず声をかけてしまった。
「あ! あの…」と行ったものの失礼ながらお名前が出てこない。
「プレスリーの…」と言った瞬間思い出し「湯川れい子さんですね」
笑って頷いていただき救われた。
関係者の方に「ブログに長嶺さんの画像ををアップしてもいいでしょうか?」と尋ね、許可を得た。
湯川さんが写っている画像もあるが、こちらはお尋ねしてないのでやめておこう。