




クランダ村では蝶園を見学後、全員解散してショッピングタイム。
メインストリート沿いにお土産店がひしめきあっていた。
民芸品の店であれこれ見ていると「何かお探しですか?」ときれいな日本語。
振り向くと日本人の若い男性店員だった。ここでも働いていた。
買い物後、みんなと合流してレストランで昼食。
今夜はここからさらに山を上ったアセトン高原のコテージに泊まるのであるが、一旦下山する。
なぜって? 鉄道と並ぶ名物乗り物スカイレール(ロープウェイ)に乗るからである。


ケアンズ~クランダ往復で鉄道とスカイレールを片道ずつ利用するなら、私たちがそうしたように(というよりMさんがコーディネートしたように)上りを鉄道、下りをスカイレールにするのが大正解。
世界遺産の広大な熱帯雨林を眼下にゴンドラに揺られ、いくつかの尾根を過ぎ、いきなり目に飛び込んできた海と森の大パノラマは圧巻だった。
どうやらMさんは高所恐怖症らしく、進行方向に背を向けて終始手すりを掴んでいた。
Mさん、苦手なことにおつきあいいただいてすみませんでした!
スカイレールも途中に2駅あって、下車して遊歩道の先の展望台、熱帯雨林情報センターを見学。それらを含めて1時間ほどで麓のカラボニカ駅に着いた。
駅には今夜の食材、私たちの一泊の荷物を積んだ車で、Mさんのご主人が待っていてくださった。
駅での朝食、観光ポイントを網羅した順路、そして高原コテージ宿泊の予約。
Mさんのきめ細かなプランニング、ご主人を巻き込んでの至れり尽くせりの配慮に恐縮至極、感謝の至りだった。
さあ、再び車で山を上り、クランダ村を通過してアセトン高原へ。