16日。ホテルを早めにチェックアウトして、午前はバイブリーに行った。
コッツウォルズ地方にはいくつも観光スポットの町や村が点在しているが、バイブリーの「アーリントン・ロウ」の家並みこそ私がずっとイメージしていた「コッツウォルズ」だった。
14世紀当初に羊毛の保管庫として建てられ、17世紀に人が生活できるように改装されたそうである。
現在はナショナルトラストの管理下にあり、改造不可その他の厳しい規制の下で人が暮らしているらしい。
羊毛倉庫だったとはいえドアの丈が低く、高身長のイギリス人だと身をかがめて入らなければならないだろう。
ホビットは実在していたんじゃないだろうか…、いや今もいてこの家で暮らしているのでは…?
半分本気で期待しながらしばらくドアが開くのを待ってみたが開かなかった。


アーリントン・ローの家並み。前を流れているのはコルン川。



ドアや窓、壁や軒が垂直・平行ではなく微妙に曲がっている。それがなんとも言えずいい。
童話の挿絵のような温かみがある。





スワンホテル。マンチェスターからロンドンまでたくさんの煙突を見たが、煙が上っていたのはここだけだった。
コルン川でのんびり水浴びしていたカモと白鳥の親子。
牧草地の木陰にいた仔牛はパンダのような配色をしていた。
To be Continued
マメなる更新、楽しみに読んでいます。
ZOEさんが住んだら、ガーデニングに励むことでしょう。
かん子さんが住んだら、前を通る観光客に
「あら、よかったら入ってお茶でもどうぞ。」と声をかけそう(笑)
それにしても、人が住んでるといいながら住民らしき人を見ず、生活音は聞こえず、料理しているような匂いもなく、ただただ静かで、なんだか童話の世界にワープしたような風景でした。
行動・対応にも何らかの規制があるのでしょうか?