昨夜のニュースで、三鷹跨線橋が歩いて渡れる最終日だと伝えていた。
1929年に建設されて94年、老朽化で撤去されることになったのだそうだ。

ここに行ったのはいつだっただろうと調べてみたら、2009年だった。
(2009年6月19日「桜桃忌」で投稿)
写真もあるはずだと探してみたら、ポータブルHDに残っていた。14年前に上がってみた時でも、石段も手すりもずいぶん古い印象があった。

晩年、三鷹市に住んでいた太宰治が好んで散歩していたそうで、太宰の写っている写真には手すりだけで金網はない。
八王子側に車両センターがある。
自分は鉄オタではないが、幾本ものレールの美しさに見とれ、金網の菱形の隙間から何枚も写真を撮った。
ジブリ美術館と山本有三記念館を見た後で時間もなく、改めて来ようと思い、早々に帰ったと記憶している。
15日から3日間、渡り納めのイベントがあるらしいが、それも予約制で申し込み受付終了しているとのこと。行けずじまいになってしまった…。
あの頃は中央線の三鷹界隈まで自転車で易々と出かけていた。
今はとてもできそうにない。
それに、去年から都内バス(都営地下鉄も)のフリーパスを年間1,000円で発行してもらっていることだし…。