ノッティングヒルの恋人(1999年)はイギリスのロマンチック・コメディ映画である。
2014年6月にイギリス旅行をした時、オックスフォードからロンドンに向かう車窓から「Notting Hill Gate」の標識を目にした。
「あっちの方角にヒュー・グラントの本屋さんがあるのか…。」
と、ブログの旅行記に書いたところ、同行したMさんがTV放映されたこの映画を録画し、ディスクに焼いてプリントまでして送ってくれた。
ウィリアム(ヒュー・グラント)は、ロンドン西部のノッティングヒルで旅行書専門の書店を営んでいる。あまり儲かっていない。
妻がハリソン・フォード似の男性を好きになって別れ、バツイチ。
スパイクというファンキーな同居人がいる。
近所には気の置けない友人たちや妹もいて、平凡な日常である。
ある日、ハリウッドスターのアナ(ジュリア・ロバーツ)が来店し、本を買って帰るが、直後に飲み物を買いに出たウィリアムはアナとぶつかり、彼女の服がオレンジジュースで汚れてしまう。
近くにある自宅で服を着替えてもらい、二人の恋が始まる。
このジャンルの映画の魅力は、ウィットに富んだ会話のやりとりである。
クスッと笑えるセリフが随所にある。
ラスト近くにカーチェイスもどきのシーンがあり、ノッティングヒルからハイドパークコーナー、リッツロンドン、サヴォイホテルを、Googleマップのストリートビューで通ってみた。

19日はエリザベス女王の国葬だった。
