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言の葉

2008.11.28 開設
2022.07.01 移設
sonnet wrote.

女五人イギリスの旅  13 ロンドン市内バスツアー&ハロッズ

2014年06月09日 | 

17日午前8時20分、ホテルロビーに7人集合して近くにあるバス営業所に行き、そこからバスターミナルに向かった。
ターミナルはたくさんの人でごったがえしていた。
「ストーンヘンジに行く人~」「コッツウォルズに行く人~」各方面のアナウンスがあり、私たちは市内観光バスに乗り込んだ。昔の形そのままの赤い2階建てボンネットバスである。
肌寒かったが見晴らしのいい2階席に上がった。シートの横にはイヤホーン差し込み口があり、各国の言葉でのオーディオ説明が聴ける。ちなみに日本語は7チャンネルだった。
有名な建造物が右に左にめまぐるしく迫り、なかなかいい写真が撮れなかった。

●ウェストミンスター寺院●トラファルガー広場のネルソン記念柱●ナショナルギャラリー●ビッグベン●セントポール大聖堂
ロンドン塔ではバスを降りて女性ガイドの説明があった。
英語なので内容はほとんど分からなかったが、途中の「head chop chop」ははっきり聴き取れた。斬首刑の話でもしていたのだろうか。
ずいぶん昔に行った時は内部の見学もしたが、刑具の展示があったような気がする。
塔というより城塞であり、かつては牢獄でもあったのだ。

ロンドン塔のそばの桟橋からフェリーに乗った。テムズ川から眺めるタワー・ブリッジは「これぞロンドン」という感じだった。
   
●テムズ川桟橋から見たタワー・ブリッジ●橋をバスで通過した時の尖塔●ロンドン・アイ

30分ほどの遊覧後、下船したのは大観覧車「ロンドン・アイ」の真下だった。直径135mでひとつのカプセルに25人も乗られるそうである。カプセルはシースルーなので怖そうだが、さぞかし素晴らしい眺望だろう。
Zさん曰く。「観覧車はもういい。」
 

先回りしていたバスに再び乗って着いたのはバッキンガム宮殿だった。
まずは衛兵の駐屯所のような建物の前でスタート前の整列を見学し、行進の最後尾について宮殿に行った。
宮殿前は世界中からの観光客で溢れていた。
随分昔に家族で行った時の息子の画像もアップしておこう
衛兵交代を見た後、行進の真似をしているところ。あの頃は無邪気だった…。


正午近く、ヴィクトリア駅そばでバスツアーは終了解散になった。
Bさん夫妻を午後も付き合わせるのは申し訳ないので、「私たちだけで行動してみます。」と言って別れた。
まずは昼食。駅2階のフードコートに行った。マックやKFC、サブウェイなど日本でもお馴染みのファストフード店が並んでいた。
さて、残り半日どこへ行こうか?
大英博物館に行きたいが時間的に無理である。
相談の結果ハロッズに行くことにした。
ところがヴィクトリア駅構内でまごついてしまった。
後で調べてみると国鉄のプラットホーム19レーン、オリエント急行の始点、地下鉄3社乗り入れ、裏手には長距離バスセンターがあるという巨大ターミナルで無理からぬことだった。
地下鉄の券売機が見つからず、タクシーに変更して乗り場で並ぶもなかなか順番が来ず、結局バスにした。
かれこれ1時間はロスしただろうか。改めてSさんの運転とBさんのナビがあってこそ、広域の観光地巡りができたことを痛感、感謝した。
バスは間違わずに乗ることができ、間違わずに最寄り停留所で降り、午後2時半にハロッズに着いた。2時間後に集合を決めて自由行動に。
さすがイギリス最大の老舗高級デパート、ブランド品のオンパレードである。
夫と息子へのお土産にシャツでも買おうと思ったがなかなか見つからず(色・デザインよりプライスで)、もっぱら家具売り場や食器売り場で目の保養をした。
階段踊り場に人だかりがあったので行ってみると、ダイアナ元妃とドディ・アルファイド(ハロッズオーナーの子息)の追悼碑だった。

ハロッズからホテルへは地下鉄3~4駅の近さだった。実は途中乗り換えと思って降りたらそのまま1本でよかったというミスをしている。
「案内掲示板の表記の仕方がおかしい。日本の方が分かりやすい。」とみんなでブーイング。そのままホームで待って次の電車に乗れたので笑い話ですんだ。

夕食はレストランには行かず1室に集まってパジャマ・パーティーをすることにし、みんなで前夜行った食料品店に買い出しに出かけた。
明日はもう帰国。今夜のうちにパッキングしておかなくては…。
ロンドンの空はまだまだ暮れる気配はなかった。
                        To be Continued