手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

油絵の手ほどき第一日目と天皇陛下の話題

2007-05-24 21:49:47 | Weblog
今週は月曜からずっと晴天が続いており、すがすがしい陽気が続き、今日も爽やかな1日だった。
私はかねてから、「油絵をやってみない?」と誘われていて、「じゃあ、やってみようかな」、という気になり、今日がその第一日ということで、私に油絵を指導してくれる先生の家に自転車で伺った。先生は、一流企業を退職された70歳台の方で、奥様と一緒に私を迎えてくれた。そして、数年前から、時々、水戸まで行って専門の油絵の先生に指導を受けておられる方だ。
油絵はまるっきり初めての私は、今日は、絵の具とか筆とかの必要な道具を教えてもらい、その後、手始めに、花瓶にさしたバラの花を描くことになり、そのスケッチをして、今日の勉強はそこまで、とした。
次回までには、絵の具などの道具を購入して、それを持参して私は先生の家に伺うことになっている。
なお、先生宅では奥様手作りの昼食をご馳走になるなどもてなしていただいたが、その折、油絵以外のいろんな話題で盛り上がった。中でも、先生が会社に在職中に現在の天皇陛下がお忍びで会社を訪問・見学されたことがあったそうで、その際は、会社あげての準備ですごくご苦労した、という想い出を聞かせていただいた。当時は準備のために、5月のゴールデンウイークも休日出勤したそうだ。
この話に関連して、私もまた、昔、現在の天皇陛下にまつわる思い出話を持っている。たしか、昭和37,38年頃だった、と思う。当時、私は大学を出てまもなくの頃で、六本木近くにあった国立大学の研究所に研究員として勤務していた時分だ。もちろん当時は、現在の天皇陛下が皇太子殿下のときであり、あるとき、殿下が私の勤務している研究所を見学されたことがあったのだ。今、想い起こすと、やはり、この見学話がきまったときも、その準備で研究所中大騒ぎだったのだ。殿下がどの研究室をどのように見学するか、といった見学順路や何時何分何秒から何分何秒間かけて見学されるのか、といったことが数日前から、何回もリハーサルが行われた。当然ながら、見学する研究室の担当教授の説明も繰り返し行われ、殿下が歩かれる順路を実際に歩いて歩数まで数えるなど、非常に細かくチェックされた。今でも懐かしく思い出すが、そのチェックの陣頭指揮をされたのがM教授であり、日ごろから超几帳面な彼はストップウオッチを持って非常に細かく入念に事前チェックをされていた。皇太子殿下が訪問した当日は、歩かれる順路すべてに赤ジュウタンが敷かれ、かくして、見学は滞りなく順調に終了したのだった。
なお、この研究所の建物は現在は取り壊されて、国立新美術館として生まれ変わり、六本木の新名所の1つになっている。


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