手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

いじめ問題--被害に遭った子を持つ親は、教育委員会等に問題提起が大切!

2009-11-25 17:42:34 | 人生
数年前、いじめ問題が大問題になって、連日のようにマスコミを賑わしていたが、その後、最近は、まったく、と言っていいほど、マスコミで報道されなくなった。このことは、文部科学省や教育委員会、それに学校や子供の親たちによる同問題解決に向けた必死の努力が実った結果かな、と思わせるものだった。しかしながら、つい数日前の11月17日、またも、いじめ問題が発生し、中学生の男子生徒8人による暴行で、一人の生徒の尊い命が奪われる事件が発生した。今回の事件は、沖縄県うるま市で起こったものだ。こうしたことは、いじめ問題が今でも、深く静かに潜航していることを思わせるものだ。従って、教育関係機関は、今後とも絶えず、同問題の根絶に努めるべく取り組んでほしいものだ。
また、子供の親は、わが子がイジメの加害者側または被害者側になる可能性について、その兆候-サインを絶えず把握すべきことが大切だ。思えば、私には、息子が中学生のときに、苦い経験があって、今から思うと、後悔の念が残る事態があった。-----当時、息子が上級生にいじめられて、怪我を負わされたことがあったが、その晩、息子の担任教師と体育の教師とが、そのことを詫びるため、夜、我が家を訪問したのだった。そのとき、私たち夫婦は、両先生の訪問で、初めて息子へのイジメを知った。しかし、事態を穏便に収めようとする両先生の意向に賛同して、教育委員会に報告するなど、事態を大げさにすることなく、事態を丸く収めてしまった。今、考えると、私たち夫婦の取った行為は間違っている、と思わざるを得ない。両先生に賛同することなく、教育委員会に報告するなど、事態を重大視する必要があったのだ、と思う。もちろん、怪我を負わせた上級生の親には、謝らせるのが当然だったのだ。"いじめ問題を穏便に収めよう"、と、する学校側の言いなりになってしまうと、数日前に起こったような重大事件にも発展しかねないからだ!要は、いじめに遭った子を持つ親は、毅然として、教育委員会や警察等にも問題提起が大切なのだ。------
数日前に起こった、いじめによる集団暴行死事件では、暴行されて死亡した母親からは、事件発生前に、いじめに関して学校側に何度も相談があった、と云う。つまり、学校側は、いじめを知っていたのだ。にも拘わらず、学校は教育委員会に報告していなかったそうだ。今回の事件は、学校の責任であり、文部科学省は、校長を、直ちに辞職させるなどの措置を取るべきだろう。もちろん、加害者の少年たちや彼らの親たちは、生涯かけて犠牲になった少年を弔う義務があるのは当然である。




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