手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

10割の手打ち蕎麦の味に大満足、私なりの10割蕎麦打ちの秘訣

2007-11-28 14:23:46 | 蕎麦・うどん
手打ち蕎麦をやり始めて、いままで、そば粉10割の手打ち蕎麦を打つと蕎麦が切れてしまう、と聞かされていて、超難しいものと思い込んでおり、最近まで打ったことがなかった。
でも、最近、失敗しても、もともと、という気持ちで、10割蕎麦を打ってみた。ところが、なんと、今までの私の先入観念とは裏腹に、蕎麦は切れることなく、非常にうまく打つことができた。そして、この成功って、使った蕎麦粉がたまたま良かったからかな、と思い、その後、別の2種類の蕎麦粉を使って、やはり10割蕎麦を打ってみたが、こちらも大成功。
こうして、今では10割蕎麦打ちに自信を持つことができ、今では、蕎麦打ちは、きまっていつも10割にしている。
昨晩も我が家では、10割蕎麦を打って、その美味しさの醍醐味を十二分に満喫・堪能した。昨日使った蕎麦粉は、車で15分ほどのところの農家で自家栽培しているもので、1kg 1250円で買ってきた新蕎麦を使った。薄い黄緑色をしていて、シコシコとした蕎麦の食感といい、その切れ味といい、のど越しといい、すべてが申し分ない。ただ、ちょっと香りがいまいち足りないかな、というふうに思えた。
さて、今、10割蕎麦が切れずに打てたことを私なりに考えてみたとき、次の2つがポイントだ、と思う。1つ目は、こねるときに使う水の分量を少なめにして、すばやく十分にこねあげること。2つ目は、のした蕎麦を切る時に、使う包丁(いわゆる蕎麦切り包丁)は、できるかぎり切れる包丁を使うこと。(かつて、私は、自分はどうせ素人だ、ということで、包丁として安い3000円ほどのステンレス製包丁を使っていたのだが、最近は鉄製のよく切れる包丁を使っている。素人でも満足のいく蕎麦を打つには、オカネをかけて、やはり、高価な切れる包丁が必要だ、と思う。なお、のした蕎麦を切るために、折りたたむ時には、のした蕎麦に十分な打ち粉をかけることが重要。つまり、打ち粉をケチらないことも大切だ。かつて、私は打ち粉をケチったために、切った蕎麦同士がくっついてしまって何度も失敗したことがある。)