手打ち蕎麦をする私の徒然日記

2003年1月に手打ち蕎麦に初挑戦。手打ち蕎麦の事ばかりでなく、日常インパクトのあった事柄を思ったまま綴ったブログです。

浅草サンバ・カーニバルで元気をもらった

2007-08-25 22:24:14 | Weblog
今日は、毎年のように、8月最終の土曜日に浅草の観音様のすぐ近くの大通りで行われるサンバ・カーニバルを久しぶりに目のあたりにした。去年もその前の年も、最近は見ていなかったのだが、そのダイナミックなサンバのリズムや踊りは、いつもながらに、見ている私たちにものすごいエネルギーを与えてくれるように思える。
今年は全部で20チームが参加していた。私が浅草に着いたのが午後3時を過ぎていて、半分以上のチームが沿道での踊りを終了していた。例年と変わらず、沿道の両側の歩道は数百メートルに亘って観客で一杯で、この頃の時間帯には、大通りの沿道を超陽気に踊りながら進むサンバチームを、観客の頭越しにやっと、かすかに見るのが精一杯という状態だった。
今日見たところでは、数年前のサンバカーニバルに比べて、内容的にはすごく手の込んだものになっていて、見ていてすごく楽しいショーだった。老若男女だれでもが楽しんでいるようだった。子供たちも十分に楽しんで見ていたようだ。
目の前をサンバカーニバルの一団が通り過ぎるときの、その耳をつんざく強烈な打楽器のリズムは、私にはウルサイというよりも、元気を与えてくれるように感じる。そして、私の中の血潮もまた踊ってしまうみたいだった。こういう底抜けに明るい、陽気なリズムって私は大好きだ。私が見ていた場所の近くには、ブラジル人2世みたいな人たちが陣取っていて、彼らの5,6歳くらいの女の子たちがサンバチームの踊りに合わせて腰を上手に振りながら踊りだしたりしていたが、こういう風景ってごく自然だった。それに驚いたことには、私の隣にいた、見るからに上品で、物静かにみえた初老のご婦人までもが、意外にもサンバチームの踊りや打楽器のリズムに合わせて、ときどき声を出して、手拍子やら手を振ったりして楽しんでいた。
私が思うに、もし、重病人やら落ち込んでいる人などが、こんな雰囲気のサンバカーニバルの一団を目にしたなら、きっと病気とか落ち込みなんか、いっぺんにきれいさっぱり忘れて元気を回復するんじゃないかな、って思える。もし、心臓の不整脈な人がいたなら、その人の心臓が強烈なサンバのリズムにシンクロナイズして、自然に治ってしまうんじゃないかな、なんて想像してしまう。
カーニバルのチームに参加している人たちはもちろん、見ている誰もが、活力というか元気、エネルギーを身体いっぱいにインプットされたのを感じたのではないだろうか。アッ、そういえば、こんな感じを抱いたのは、阿波踊りを見ていたときもそうだった。
午後5時を過ぎたころ、最後の20チーム目の一団が私の目の前を通過して、カーニバルが終わった。
私は、帰り際、近くの(浅草の)観音様に参拝して、浅草を後にした。
今日のカーニバル見物で、百薬のクスリにもまさる健康の素を手に入れることができた。
来年は孫たちを連れて行ってみたい、と思う。
コメント
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