min-minの読書メモ

冒険小説を主体に読書してますがその他ジャンルでも読んだ本を紹介します。最近、気に入った映画やDVDの感想も載せてます。

再読:高橋克彦著「竜の柩(1) 聖邪の顔編」

2015-03-14 11:47:12 | 「タ行」の作家
高橋克彦著「竜の柩(1)」講談社文庫2006.7.14第1刷¥762+tax

おススメ度 ★★★☆☆

この作品はノン・ノベルとして1993年8月に、祥伝社文庫として1997年7月に刊行されました。


今から十数年前に本書を読んだ際に、いわゆるトンデモ本かとは思われたのだが、基本的にはこのストーリーを受け入れていた。なにせ龍=ロケット、神=エイリアンであることを証明するために津軽、信濃、出雲を巡る調査に出るものがたりなのだから。
こんな途方も無い話をにわかに信じろと言っても難しいではないか。しかし、「古事記」、「日本書紀」に語られる神話、伝承の中には著者の解釈の方が自然でむしろ論理的ではないか?と思われる点がいくつもあるのだ。
この竜の一族が残したでであろうロケットを巡り、最初に調査に向かったアクト・ナインの九鬼虹人を追う謎の組織があった。古代日本の謎解きの外この組織との諜報戦ともいえる戦いの他銃撃戦をも交えながら九鬼たちはロケットらしきものが埋設されているのでは?という場所をとうとう特定したのであった。

さて、この物語を読んだ十数年前からこの手の情報量が飛躍的に増え、今や著者高橋克彦氏の妄想に過ぎない!などとは考えていない。
この地球の古代文明を築いた過程において宇宙人が関与したであろうことはほぼ確実であることを自分的には強く信じている。
日本人の市井の学者とも言えるはやし浩司氏による一連の「ナスカ理論」(youtubeで見られる)でこの古代史はほぼ解明されている。是非ご覧頂きたい。



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