min-minの読書メモ

冒険小説を主体に読書してますがその他ジャンルでも読んだ本を紹介します。最近、気に入った映画やDVDの感想も載せてます。

「最強のふたり」と「エクスペンダブルズ2」

2012-10-21 20:04:51 | 映画・DVD
映画「最強のふたり」と「エクスペンダブルズ2」を立て続けに劇場で観た。題名だけ取ると「最強のふたり」も何か戦争か活劇風なタイトルに思えるがそうではない。
「最強のふたり」は久方ぶりに観るフランス映画で題名(いつものことで原題から程遠い命名)からは想像出来ない身障者と介護人の友情の物語である。


内容は映画.COMから引用すると、
「パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を、笑いと涙を交えて描く実話がもとのドラマ。まったく共通点のない2人は衝突しあいながらも、やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく。2011年・第24回東京国際映画祭で東京サクラグランプリ(最優秀作品賞)と最優秀男優賞をダブル受賞した。」


主演のフィリップ役のフランソワ・クリュゼとドリス役のオマール・シー は本国フランスでこそ名が知れた役者のようであるが我が国では無名に等しい。
だが何故か順調にヒットしているようだ。
この映画で重要なポイントは現代フランスでの深刻な失業率の悪化でなかでもアラブ系及びアフリカ系の失業率は絶望的であること。
そもそも身体障害者と付き合うには不要な“同情心”を持ってはならない、ということ。互いに自分の殻に閉じ込まないで、相手の考えを尊重すること。これらの事が絡み合い、笑いながら涙を流して観る作品とあいなった。
フランス人のウィットとユーモアのセンス溢れる秀作である。


一方の「エクスペンダブルズ2」。一作目の「エクスペンダブルズ」をご覧になった方はとっくにおわかりかと思うが、金にあかせて作ったハリウッドの駄作。
だが今回は僕と同年代のかってはヒーローであったジジィが大挙して出演するという一点のみに注目して観てしまった。
だってスタローンをはじめ、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジャン=クロード・バン・ダム、チャック・ノリスが出るんだもん。
彼らのB級作品のほとんどを観たような気がする。彼らも題名のように次々と消耗品のように登場してはいなくなってしまった。
大方が寄る年波に勝てない動きであったがひとりチャック・ノリスだけが往年のキレを残していたような気がする。
もうこんな“おバカ作品”は出て来ないと思うが、出てきても観ないかんねw

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