有川浩著『別冊図書館戦争1』アスキー・メディアワークス発行 2008.4.10 初版
オススメ度:★★★☆☆
あとがきで著者の有川氏がなんとも低姿勢にお詫びをしている。もうこれ以上のラブコメ仕様は許さないぞ!という読者に対し、どうか無視してください、と。
これは本篇シリーズにおいてもラブコメだ!という声が読者の間でそうとう上がったことに対する彼女流の対処なのであろうが、こうなると「そこまで言うか!?それじゃ読んでみようじゃないか」という逆の感情が湧いて来るのが不思議(笑)
確かに「図書館革命」の最後にあのバカップルが突然○○した状況で唐突に終わるわけだが、当然このシリーズのファンからは「もっと詳しく描いてほしかった」という声が大きかったにちがいない。
この別冊の発刊はファン・サービスのひとつであろうが、同時に著者の有川さん自身が「描きたかった」というものではなかったか。
著者としてはほとんど踏み込むことがない“ナニの場面”で、郁があえぎ声を押さえるために、堂上の肩を思いっきり噛んで見事な歯型をこさえた場面には笑い転げた。
オジサンとしてはもう一歩進んで結婚後のお二人の夜の戦闘シーンも披露してくれたら欣喜雀躍したのだが。ま、無理な注文ですな。
オススメ度:★★★☆☆
あとがきで著者の有川氏がなんとも低姿勢にお詫びをしている。もうこれ以上のラブコメ仕様は許さないぞ!という読者に対し、どうか無視してください、と。
これは本篇シリーズにおいてもラブコメだ!という声が読者の間でそうとう上がったことに対する彼女流の対処なのであろうが、こうなると「そこまで言うか!?それじゃ読んでみようじゃないか」という逆の感情が湧いて来るのが不思議(笑)
確かに「図書館革命」の最後にあのバカップルが突然○○した状況で唐突に終わるわけだが、当然このシリーズのファンからは「もっと詳しく描いてほしかった」という声が大きかったにちがいない。
この別冊の発刊はファン・サービスのひとつであろうが、同時に著者の有川さん自身が「描きたかった」というものではなかったか。
著者としてはほとんど踏み込むことがない“ナニの場面”で、郁があえぎ声を押さえるために、堂上の肩を思いっきり噛んで見事な歯型をこさえた場面には笑い転げた。
オジサンとしてはもう一歩進んで結婚後のお二人の夜の戦闘シーンも披露してくれたら欣喜雀躍したのだが。ま、無理な注文ですな。