箕面の滝と本屋とバー

箕面は子供の頃に、温泉とプールに何度か連れて行ってもらったことがあります。
当時は箕面スパーガーデンでしたが、家族で出かけることなどほtんどなかったし
宝塚ファミリーランドとここくらいしか行ったことがないのでなんとなく覚えています。
その箕面の滝に5年前に横浜の友達が遊びにきた時
案内して登ったことがりました。大した坂でもないのに息が切れて
これが老化ということか！と元々頼りない体力の衰えを思い知ったのでした。

先月、緊急事態宣言の出る前のお天気の良いある火曜日、
久しぶりにそこを歩きました。



途中にあったこのハートは椿の花でできてます。誰が作ったんだろ？



途中に昆虫館があって、昆虫館好きな友達を思い出したけど
虫の苦手な私はとりあえずスルーして登りました。
でもあとで、蝶の部屋でひらひらとたくさんの可愛い蝶にもてなされた話を聞いて
ああ、行けばよかった〜と後悔…次は行きますね。

滝までは自分のペースでのんびり歩いてさほど疲れず。
少し戻って一目千本という視界一杯に紅葉が広がる場所でお弁当。

お弁当は前夜の残り物ですが、自分のお弁当は好きです。

おやつも持ってきた。山で食べるとおいしいな。

それからその先の箕面ビジターセンターまで行ったのですが
そこからの道は車の道で歩きやすいけど日差しもきつくぜいぜいいいながら
やっと着いたらなんとビジターセンターの休館日でした。あぁ。

わたし好みの場所だと聞いてたのに残念、
仕方なくよこの鳥獣保護地区と書かれている山に少し登った。
階段をどんどん登るのはいいけど、降りる時に手すりのない急な坂は怖くて
すごく足に力が入ったのか、膝が痛くなりました。

帰り道の途中に猫がいて、地元の人が呼んで餌をあげてました。
すごく慣れてるかわいい子が2匹いた。

途中のお寺の柱。見猿言わ猿聞か猿ですが、少しずつ表情が違って面白い。





そしてゆっくりと下山したところに本屋さんがあるんだけど
開いてる曜日が少ないので、今回初めて入りました。

二階は子供の絵本など、一階はセンスのいい古本と新刊本が並んでいます。



レジの向こうはテラスが川に突き出す床のようになってて
コロナの前はカフェでコーヒーをいただけたそうですが、すごく気持ちの良い場所。
ついついたくさん本を買って、重くなったリュックを背負ってすぐそばの足湯へ。

結構歩いたのでほっとする。

さあ、帰ろうと思ったけど駅の近くにいいバーがあることを思い出して
まだ明るいけど少しだけさっぱりいただこうと寄りました。
緊急事態宣言前だったので時短はしてたけど午後4時には開いてて
お客さんは他にいない静かな時間で
イチゴのミントジュレップとウィスキーを二杯飲んでシャッキリして帰った。

歩くと汗ばむ陽気だけど木陰は涼しく、青もみじは優しい明るさで瑞々しく
滝も森も足湯も本屋もバーも味わえて、好きなものが全部ある完璧な1日でした。
またこういう日が来るといいな。