沈丁花の香りが嗅げない。20190309

昨年2月3月に2度風邪をひいた。（多分インフルエンザ）
その後、ジャスミンが家の前で咲き誇っているのに、花の香りが嗅げなくなっていることに気づいた。
いろいろな香りを嗅いでみると、すべての香りをまったく嗅ぐ能力がなくなっているのに、愕然とした。
その後、数か月たってからいろいろ香りを嗅いでいるうちに、何となくコーヒーらしい香りが感じられるようになり、メンタームの香りも以前とは違うが、かすかに嗅げるようになった。
そうした経過は、昨日記の中にたびたび記載してきた。
現在、コーヒーやチョコレートやメンターム（メントールの香り）や昆布の塩の香もわかるようになり、以前の香りの感覚で嗅げるようになりだした。
それでも、アルコールの匂いはいまだに嗅げないが、先週消毒用アルコールを手に付け鼻を手に接触させて嗅ぐと、何となくそれらしい香りの気配を感じた。
実は、コーヒーやメントールやその他の香りも、同じような状況から徐々に嗅ぐ能力を回復し、以前に近い香りを嗅げるようになった。
ただ、アルコールの香りがほぼ全くかげないので、嗅ぐ能力はまだかなり低下したままと考えている。

今日（20190309）、お初天神の境内を通った時に、私の大好きな沈丁花が咲いているのを見つけた。
我が家にも、沈丁花を購入して植えていて、毎年2月ごろになるといい香りを振りまいていた。
しかし、我が家の沈丁花は病気と虫にやられ、枯れてしまった。
大量のコガネムシの幼虫が沈丁花の根を食い荒らしていて、枯れた沈丁花を廃棄するときにそのことがわかり、がっかりした。

今日、お初天神の境内に咲いていた沈丁花に、鼻をくっつけ香りを嗅いだ。
しかし、何も香らなかった。
それでも、先週アルコールの香りらしきものを感じることができたことを今後の嗅ぐ能力の回復の兆しと捉え今後の経過を見守りたい。

今後も、こうした体験を折に触れ書く予定だ。
ちなみに、以前も書いた香りを嗅ぐ能力が、最も早く老化して衰えるという話を聞いたことがあるが、寂しいことだが、沈丁花や金木犀の香りが嗅げなくなってもしかたないだろうと思っている。
まだ聴く能力や、味覚や、視力はある程度健在なので大事にしたいが、どうすればそうした能力の維持やアンチエイジングができるのか、知らない。




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