散歩者goo 

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昨日記160101金(初詣と宗教関連事項)

2016年01月03日 18時34分25秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ =11.4 4.4
1日の午前中は、1週間余り見ていなかったメールを開き、処理した。
午後から初詣に、住吉大社へ出かけた。
初詣は、無宗教で科学・知性万能・合理主義を信じる心と、それなりにさまざまな宗教を、哲学や思想や民族・民俗学的に理解しようとする努力をし、多少宗教心を持とうとする心との間を常に行き来し揺らいでいる私にとって、その年の気分により、行くときもあれば行かないときもある。
ただ、小学生高学年のころまでは、よく祝詞をあげ、般若心経を唱える子供だった。
一時期、クラシック音楽や美術や思想の影響から心情的にキリスト教に傾きかけたことがあった。
そのころは聖書を本格的に読んだことはなかった。
確か40代以降になって、マックス・ウエーバーの本を読んだりバッハへの理解が深まってから新約聖書を通読し、感覚的なとらえ方でなくその基本的な考え方が理解できた。
仏教に関しては、我が家は天台宗に属していて、田舎の法事や家の葬儀でもお寺さんの世話になっていて、法事や月命日塔宗教行事に普段から関係している。
それ以前から古代史考古学への関連から知識として知ろうとするとともに、家の宗教との関連の面からも、お経に関する解説書や仏教史を読み知識を深め興味を持った。
神道に関しては、我が家の守り神として天照大神が神棚に祭られていて、地元の神社は氏神であった。
特に50代以降、古代史や考古学の知識が深まるにつれ、神道への疑問が深まりその成立や本質を考えるようになった。
最近では古事記を読んだり、考古学や古代史と神道の源流や日本文化の源流を考えるようになり、その中で神道は避けて通れないことは以前からわかったが、その本質は見えなかった。
最近宗教学者や、考古学の面からも新しい研究の成果を発表されたりしている。
宗教学者によると、神道は教義を持たず、神主は神のお世話をするのだという。
確かに祝詞は神への報告である。
古墳時代の祭りごとが今も一部伝承されているのかもしれない。

神概念も前方後円墳の成立との関係を考えると面白い。
それに欠かせないのは、弥生時代から始まる稲作文化であり、イネに関する稲魂といった思想の成立であり、稲作に不可欠な共同作業をまとめ上げる首長とその祭りの関係であり、新嘗祭といった皇室とも関連する宗教行事でもある。
北九州に弥生時代末期に強力な富を持った首長が出現し、その墳墓の祭祀は前方後円墳の祭祀とよく似ている。
その後古墳時代の草創期に大和に箸墓をはじめ突如巨大な前方後円墳が出現し、一気に古墳時代が日本全土に広がる。
その中で出雲は遅くまで独自の祭祀を保ち、前方後円墳の出現も遅れる。
その出雲の神は、最古の神社といわれる大和の三輪山をご神体とする大神神社(おおみわじんじゃ)の神と同じ大物主神=大国主神であり、出雲大社の祭神大国主神である。
古事記では大国主による国譲りの話に多くのページが割かれていることを重視する学者の指摘もある。
三輪山一帯には、纏向遺跡があり、そこでは卑弥呼の時代の巨大館跡が発見され、その周辺には、箸墓よりさらに古い年代の纏向型前方後円墳があり、その近くに最古の前方後円墳箸墓があり、箸墓は邪馬台国の女王卑弥呼の墓ではないかと想像する学者も多い。
こうした話は、現在研究が急速に進んでいて、日本文化や精神構造の成り立ちの一端を考えるうえでも大きな影響を与えると想像している。

こうしたことを、知り始めてから改めて神社にも興味を持ち出した。
そんな意味もあって、信仰心の有無は別にして、神社に敬意を払いつつ国民的伝統行事の一つとして遊びもかねて初詣もいいなと思うようになり、特に近年はよく初詣に行くようになった。

元日は住吉大社に行ったが、20代から50代のころまでは、たまに春日大社に出かけていた。
奈良が好きだったこともあり、更に興福寺や春日大社は藤原氏とも関係があり、格式が高いのでカッコよく思ったということも影響したのかもしれない。(今思うと、ある意味鼻持ちならないエリート志向でもある。)
春日大社に行き、それから春日野を通って新薬師寺に行くのがお気に入りのコースであった。
その後、交通費節減のため近隣の初詣先を考え、摂津一宮である住吉大社に行くようになった。

住吉大社に行くのに、いつも難波から南海電車で行っていたが、もっと安くいけないかと思い、ネットで調べた結果、地下鉄で天下茶屋まで行き南海電車に乗り換えると安く済むことがわかった。
この日は初めて、天下茶屋経由で住吉大社に行った。
天下茶屋では、乗り換えに多少戸惑った。
初詣の帰りには天下茶屋のファストフードで、コーヒーを飲んで一休みした。



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参考ブログ集 散歩者gooより


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昨日記151231木(掃除・家事)

2016年01月03日 12時37分04秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ =11.4  3.2
31日は、朝から副食製造に追われた。
副食を作らないことには、朝食を食べられないのだ。
朝食後、ゴミ出しついでに、表周りの片づけをした。
駐車場側に、地生えで大きく成長した中玉のおいしいミニトマトを撤去した。
まだ赤い実もたくさんついたままだ。

昼過ぎに、予定日報表の2016年度のフォームの作成を始めた。
新たに思いついた方法で、1時間余りかけて、一気に2016年度の予定日報表のフォームを作成した。
3-4年前は数日かかって大変な思いをした作業なので、自分でもここまで進歩したのかと驚いた。

遅い昼食後TVを見ていると、教育番組の日本賞の受賞作品が放送されていたので見入った。
民主主義や独裁に関しての面白い実験映像が流されていた。
独裁の恐ろしさや民主主義に慣れて政治に無関心になっている日本について、考えさせられる番組であった。
夜、副食を作りながら、ハーヴォ・ヤルヴィ指揮N響のベートーベンの第9を聞いたが、メリハリのきいたクリアな素晴らしい演奏で、感動した。
夕食後、うっかりTVの紅白を見ながらうたたねをして、銭湯の閉店時間に遅れそうになり慌てて駆け込んだ。
年末までバタバタして、寝たのは1時頃だった。
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昨日記151230水()

2016年01月03日 11時49分17秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ =11.3  1.7
30日は身の回りの汚れたところを拭いて回ったり、冷凍ご飯12食分を作ったり、副食製造のための食材を買い出しに行ったり、夜には一部副食を製造したりと、家事全般に追われた。
しかし肝心の片づけについては現在(1/3)まで手付かずのままだ。
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